「欲張りは最大の敵」をモットーに日経平均連動型のETFでコツコツと利益を出しているコンビニ店員兼ETF投資家の前畑うしろです。
本WEBマガジンは、私が得意とするリスクの低いETF投資を、これから投資を始めたい方や初心者にもわかりやすく解説しながら、約5年間の記録データを基に相場を予想、さらに、翌週の私の売買予定も公開しております。
▼日経平均株価って?そもそもETFって何?(↓無料サンプル記事)
ETF投資「初心者向け」無料ダイジェスト版
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ETF投資「初心者向け」無料ダイジェスト版 第2弾
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ETF投資「初心者向け」無料ダイジェスト版 第2弾へようこそ。
このダイジェスト版では、これからETF投資を始めようとしている方や投資初心者にもわかるように、過去の有料記事から厳選した記事を無料にて公開させていただいています。
今回は、第16回と第21回配信記事の全文です。(相場展望等リアルタイム情報は除く)
6月6日に発売された新刊「ETFで始める、かんたんゆる投資」や前回の無料ダイジェスト版合わせて読まれると、一層、ETF投資が理解できるのでおすすめです。
ETF投資「初心者向け」無料ダイジェスト版
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またこの無料ダイジェスト版は、今後も不定期ですがお届けしていく予定ですので是非お役立てください。
尚、リアルタイムな情報や今後の相場展望などは、定期購読の有料記事内にて引き続きお届けしておりますので、合わせてよろしくお願いします。
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第16回 3か月先の暴落を予想する
※2021/05/22 配信記事
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私のETF投資のスタイルは「暴落」を想定した投資が基本です。例えば今年の場合、2月を暴落月と予想してそこから3か月先の5月、さらに3か月先の8月、11月と年4回暴落が起こりそうな月を設定しました。そしてそれぞれの前月(2月なら1月、5月なら4月)に騰落レシオが120%以上の過熱状態で日経平均が高値圏だと判断すればコツコツとETF1357を買い、予想どおりに下落すれば売って利益を上げるイメージで投資をしています。
実際、2月9日に騰落レシオは売られすぎ状態の124%、日経平均は2万9505円でした。そして2月26日に前日比1202円安の大暴落、これはあくまでも結果論ですが、2月の暴落を予想して2月9日にETF1357を約10万円分の240株、終値422円で買っていたなら、26日の終値432円で売って数千円の利益を上げることができたのです。さらに、4月1日にETF1357を同じように240株、終値410円で買っていたなら、5月11日の大暴落に終値429円で売れば数千円の利益を、5月13日に464円で売ったとすれば1万円以上利益を上げられたのです(手数料は除く)。
一方、暴騰月は予想しにくいですが、3月と9月に企業の決算が集中する理由から、株主優待や配当目的で企業株を購入される投資家が多いので比較的上昇しやすい相場となっています。また、年末12月はクリスマス商戦で消費が活発になることから株価の上昇を予想するのが一般的です。
もちろん、毎年同じように株価は動かないので、前年の12月のクリスマス後に翌年の株価を予想して、暴落や暴騰が起こりそうな月を決めています。ただ、予想を外すことも当然あるため、その時は状況に対応しながらコツコツと利益を上げられるように心掛けています。
あなたもぜひ、年4回の暴落月や暴騰月を予想してETF投資を楽しんでみてはいかがでしょうか。
ご参考までに2018~2020年の月別暴落回数(日経平均が前日よりも300円以上の安値でその日を終えた日)と暴騰回数(日経平均が前日よりも300円以上の高値でその日を終えた日)を調べました。
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2018~2020年 月別暴落回数
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2018年合計28回
01月1回 02月4回 03月3回
04月0回 05月1回 06月1回
07月2回 08月2回 09月0回
10月5回 11月2回 12月7回
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2019年合計13回
01月1回 02月1回 03月3回
04月0回 05月3回 06月0回
07月1回 08月3回 09月0回
10月1回 11月0回 12月0回
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2020年合計28回
01月4回 02月4回 03月8回
04月3回 05月2回 06月3回
07月1回 08月1回 09月1回
10月1回 11月0回 12月0回
1位 03月14回
2位 02月09回
最下位 09月01回
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2018~2020年 月別暴騰回数
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2018年合計21回
01月2回 02月3回 03月3回
04月2回 05月0回 06月1回
07月1回 08月1回 09月2回
10月2回 11月2回 12月2回
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2019年合計14回
01月1回 02月2回 03月2回
04月1回 05月0回 06月2回
07月2回 08月0回 09月1回
10月1回 11月1回 12月1回
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2020年合計40回
01月2回 02月1回 03月4回
04月7回 05月5回 06月2回
07月3回 08月5回 09月1回
10月0回 11月7回 12月3回
1位 04月10回
1位 11月10回
2位 03月09回
最下位 10月03回
こうして過去のデータからわかるのが「暴落」は9月が3年間でたった1回と極端に少ないこと、「暴騰」は10月が3年間で3回と月1回のペースです。2020年はコロナ相場で暴落暴騰が合計68回とその前の2年間の合計76回に迫る勢いがあったことが証明されています。
そして2021年の今年は来月で1年の半分が終わりますが、現時点では暴落16回、暴騰19回、合計35回と、2020年を上回るペースなので、来月以降も暴落・暴騰の荒れる相場が予想されるので目が離せません。
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第21回 いまさら聞けない『ローソク足』の見方
※2021/06/26 配信記事
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投資をするうえでローソク足はとても重要です。
ローソク足については2021年2月20日発行の「第3回 投資の基本!ローソク足、チャートって何?」にて、1日の取引時間での株価の値動き「始値(はじめね)、高値(たかね)、安値(やすね)、終値(おわりね)」を1本のローソクの形で表したもので「日足、週足、月足」と大きく分けて3種類あることを説明しました。
そして「陽線」は強気で株を売る人(株数)よりも買っている人(株数)が多く、「陰線」はその反対で弱気状態を指しますが、今回はさらに、始値と終値が同じ株価の時に出現する「十字線」についてもご紹介します。十字線は買いと売りが拮抗した状態を表し、投資家の心理には迷いが生じていると言われています。(下記図解にて)
そんなローソク足。多くの投資家が活用していますので、初めての方はもちろんですが、改めて勉強したいと思われる方に向けても、本WEBマガジンで読み方・見方の参考になればと思います。
【ローソク足】
今回はそのローソク足を考案された江戸時代の相場師、本間宗久(ほんま そうきゅう)によって、ローソク足の並びを基本としたテクニカル分析のひとつでもある「酒田五法 (さかたごほう)」を紹介します。江戸時代?と思われるかも知れませんが、今現在まで受け継がれていて、相場予想の参考にする投資家も多くて有名な分析方法です。(私もそのうちの一人ですが)
酒田五法とはローソク足の組み合わせによって売り場、買い場を読む法則を編み出したもので「三山(さんざん)、三川(さんせん)、三空(さんくう)、三兵(さんぺい)、三法(さんぽう)」の大きく5つがあります。
その1《三山(さんざん)》
ローソク足で作られたチャートが上昇相場で上げ下げを3回繰り返し、三つの山が形成されれば「三山」です。三山は一般に天井とみなされ、それ以降は相場が下落に転じる可能性が高いと言われています。なかでも真ん中の山が最も高い「三尊(さんぞん)」が天井をつける典型とされています。
一方、相場が上昇に転じるときに見られる形、つまり、三山や三尊の反対のサインが「逆三山(ぎゃくさんざん)」と「逆三尊(ぎゃくさんぞん)」です。
【三山と三尊】
【逆三山と逆三尊】
その2《三川(さんせん)》
「三川」とは、3本のローソク足の並びだけで相場の転機を予測するもので、売りのサインと買いのサインの2種類あります。
まずは売りのサインの「三川宵の明星」。1日目に陽線をつけて大幅上昇、2日目は「窓(マド)」を開けて短いローソク足もしくは十字線で上昇、3日目は「窓(マド)」を開けての陰線で下落、これが「三川宵の明星」です。
次に買いのサインの「三川明けの明星」。1日目に陰線をつけて大幅下落、2日目は「窓(マド)」を開けて短いローソク足もしくは十字線で下落、3日目は「窓(マド)」を開けての陽線で上昇、これが「三川明けの明星」です。
【三川宵の明星】
【三川明けの明星】
その3《三空(さんくう)》
「三空」とは、三連続で窓を開け相場が勢いよく上昇または下降する場合に形成され、上昇局面なら売り、下落局面なら買いの絶好のチャンスで、上昇時の三空は三空踏み上げ、下落時の三空は三空叩き込みと言われています。
【三空踏み上げ】
【三空叩き込み】
その4《三兵(さんぺい)》
株価が下落した後、三日連続で上昇もしくは下落が続くことを指し、上昇が三日連続すれば「赤三兵」、下落が三日連続すれば「黒三兵」と呼ばれています。
赤三兵が底値付近で現れた時は上昇する可能性は高いので買いをおすすめ、一方、黒三兵が現れた時は要注意、相場が下落転換するサインとされています。
【赤三兵】
【黒三兵】
その5《三法(さんぽう) 》
三法は「買い・売り・休み」を意味します。ここでの「休み」とは、相場が予測できない時は休むことも重要だという意味です。
そして「買い」。短い期間に上昇と下落が連続して起こった上昇局面で、しばらくもみ合い、再び、もみ合う前の高値を上回れば買いのサイン、つまり「上げ三法」が成立したことになります。
「下げ三法」はその逆で、短い期間に下落と上昇が連続して起こった下落局面で、しばらくもみ合い、再び、もみ合う前の安値を下回れば「売り」のサインです。
【上げ三法・下げ三法】
いかがでしたか?正直、今でも私はこの酒田五法はマスターしたとは言い難いですが、連日、日経平均やETF1357とETF1570のチャートを眺めながらこの酒田五法のローソク足を探しています。もちろん、この法則が毎回当てはまるほど相場は単純ではありませんが、知っている人と知らない人とでは雲泥の差が出るのは間違いないはずです。
私を含めた個人投資家のみなさんはこの酒田五法でローソク足の見方をマスターすることができれば、考案者本間さんのホンマもん、つまりは本物の「ETF投資のプロ」になれることでしょう。
【過去の無料記事】
《無料サンプル版》⇒第6回「現物取引と信用取引」ETF投資にいいのはどっち?
https://foomii.com/00230/2021031311141877629
《無料サンプル版》⇒第7回 ETF1570とETF1357の窓
https://foomii.com/00230/2021032109423677925
《無料サンプル版》⇒第8回 コツコツ投資だからできるナンピン買い
https://foomii.com/00230/2021032711292678137
「夏の特別号」無料ダイジェスト版(第1回~10回)
https://foomii.com/00230/2021072213314982711
「冬の特別号」無料ダイジェスト版(第11回~20回)
https://foomii.com/00230/2021111921220987519
無料ダイジェスト版 第64回 「2022年のセルインメイ」
今年も30%以上の利益を目指そう!
https://foomii.com/00230/2022050312313793961
「夏の特別号」無料ダイジェスト版(第21回~30回)
https://foomii.com/00230/2022072720000097379
「冬の特別号」無料ダイジェスト版 (第31回~40回)
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「個人投資家インタビュー」
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https://books.rakuten.co.jp/rb/16485229/?scid=af_pc_etc&sc2id=af_101_0_0
■ポケットマネーではじめる月1500円のETF投資
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