★以下は実際に今年の年初2017年4月6日に配信された号です。 [タイトル] 東京市場の月始めは大抵波乱。強小銘柄は目先の下げが狙いどころです。 メルマガ本文: ▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼ 北浜流一郎の鎌倉隠れ家オフィス特報 新興市場銘柄で株リッチ ▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲ 2017年4月6日(木)号 こんにちは。 株で自分年金作り。悠々人生! の北浜流一郎です。 毎月の月初めは波乱。 これが私の口癖ですが、実際今月もそうなっています。 4月3日は上昇し、実に5年ぶりの新年度相場初日高。 こうなったのですが、あとが続かず、特に本日(6日)は日経平均 が大幅安です。 ■新興市場&J-REIT・ETFの投資環境 今週7日にはフロリダで米中首脳会談が開催されることになってい ます。 それを意識しているようで、北朝鮮が日本海に向けてミサイルを発 射、 いわゆる地政学リスクが高まっています。 これはこれまで幾度も見られたことでいまに始まったことではない のですが、 市場は恐れます。 東京市場のメインプレイヤーである外国人投資家たちの目から見る と、 中国、北朝鮮、韓国、日本の間で簡単に解決できない地政学上の問 題が起きている。 こういうことになるからです。 北朝鮮がミサイルを発射することだけがリスクではありません。 韓国に近く誕生する新政権が親日的であるとは考えられず、 むしろ北朝鮮向きなそれになる可能性が高くなっていることを考え ると、 日本が厳しい立場に立たされる。 こう予見してしまうのも無理はないといえます。 それが現在の相場にストレートに現れてしまい、 今日の大幅安があるのですが、 このような大きな懸念材料は今週で峠を超える。 こう見ています。 それに4月は、これまでのデータで見る限り、 1年のうちで1月に続いて株が上がりやすいのです。 いまのところそれらしい動きは見られないものの、 新年度に入っているのは確か。 そのためこれまで売り主体だった外国人投資家を含む機関投資家た ちも、 3月までよりは買いを増やすと見てよい状況です。 新興市場銘柄についても同様のことがいえます。 指数の回復は遅れても、個別には回復が早い銘柄があるので、 いまはそれに期待です。 ■ここでの義経銘柄(新興市場から選んだ有望銘柄です) ★6405 鈴茂器工 直近株価 2424円 投資適切ゾーン 2170円~2280円 撤退価格 2150円 売買単位 100株 [注目根拠] ジャスダック銘柄です。 どんな会社か。米販加工機を製造販売している会社です。 米飯加工機も各種ありますが、主力製品はすしロボットです。 他にはどんぶり飯盛り機械もあります。 これらは国内はもちろだが、世界的日本食ブームを背景に、世界中 で販売を伸ばしているのです。 しかも最近では国内でも新たにフォローの風が吹き始めています。 スーパーの厨房などでも人手不足が深刻で、すしロボット、飯盛り 機などの利用が急増しているのです。 当然株にもプラスに働くと見てよい状況です。 株価はこのところ上昇基調でしたが、今日(6日)は市場環境の悪 化から大幅安となっています。 こんなところで拾っておくと成功確率が高くなります。 ■ここでの頼朝銘柄(原則として新興市場以外、つまり東証1部か ら選んだ有望銘柄です) ★2815 アリアケジャパン 直近株価 7160円 投資適切ゾーン 6920円~7050円 撤退価格 6900円 売買単位 100株 [注目根拠] 畜産系エキスを中心とした天然調味料で首位の会社です。 食品業界ではこの会社の調味料なしでは経営がなり立たないほど。 そのため販売は年々増え続け、収益も好調に推移しています。 ただ地味な存在のため株価の値動きはゆるやかです。 しかしゆっくりとした上昇トレンドは投資対象として非常に好まし く、 現在の高値から少し下げたところで投資し、続伸を待ちたいところ です。 急騰はないものの、堅実高はあります。 ■今週のプラスアルファ 市場は時々、なんでこんなに下げるんだろう、 こう思えるほど下げることがあります。 もちろん下げるのが当然のような悪材料が表面化することでそうな るのは当然で、 理解もしやすいのですが、問題は特に下げなければならないような ことが起きたようでもないのに下げてしまうこと。 そんな場合、当然困惑してしまうわけですが、 そういう局面への基本的な対処法は、 分からない下げは取り敢えず売っておく。 これになります。 情報豊富な時代とはいうものの、起きることがらについて100% の情報が提供されるわけではありません。 調べても分からないことも多いため、 株価の動きだけで判断し、 分からない下げは取り敢えず売っておく。 これを実行するのです。 では、逆によく分からない上昇に対してはどうか。 これは着いていかない方が安全です。 つまり、 よく分からない上昇は取り敢えず買っておく。 これは実行しない方がよい、ということになります。 ■編集後記 東洋経済オンラインによりますと、 「タダでウェブサイト作ります。開設後の管理や運営もすべてお任 せください」――。 こんな勧誘を受けて、素直に信じる人、逆に何か裏があるのではな いかと疑う人はどのくらいいるのだろうか。 ある被害者のケース―広告料収入はクレジットの月払いと同額だっ たという。 東京・港区のゴルフスタジアムという会社が提供する、「ごるス タ」というウェブサイトの作成・運営管理サービスに絡み、 1000人を超えるゴルフ練習場のレッスンプロが、多額の借財を背負 わされ、破産の危機に瀕しているとのことです。 うたい文句は冒頭のとおり。ゴルフ練習場やショップ、レッスンプ ロに、タダでウェブサイトを作成する、と言って持ちかけ、 実際ちゃんとしたウェブサイトを作る。 ただ、最終的に契約書を取り交わす段階になると、「ソフトを買う 形を取らせてほしい。ついては信販会社とクレジット契約も結んで ほしい」と言い出す。 当然、「話が違うじゃないか」ということになるのだが、そこで持 ち出してくるのが広告契約だ。 作成したウェブサイトに載せる広告を取ってきてくれるというの だ。 ゴルフスタジアムが広告営業もしてくれて、掲載料を支払ってくれ る。 その額は、クレジットの1カ月の支払額と同額。広告が取れないと きは、ゴルフスタジアム自身が広告主になり、広告料を負担してく れる。 ゴルフスタジアムから入金される広告料を、そのまま信販会社に支 払えば、顧客の持ち出しはゼロ。 確かにタダでウェブサイトを作り、管理運営してもらえている状態 になる。 だが、ひとたび広告料の入金が止まれば、顧客は信販会社への支払 いができなくなる。 それが現実となったのが今年2月下旬であるという。 ゴルフスタジアムからの入金が止まったという情報は、LINEを通 じ、瞬く間に全国の「ごるスタ」ユーザーに拡散した。 被害は全国に広がっており、被害者は主にレッスンプロ。しかも 1000人を超えている。 そして1人当たりのクレジット残高が少ない人で300万円、多い人だ と900万円台であることが、瞬く間に判明。 3月26日には被害者団体が立ち上がっているという。 (中略) 顧客が信販会社と結んでいるクレジット契約は、なぜか「ごるス タ」のウェブサイト作成サービスの対価を分割払いする契約ではな く、 「モーションアナライザー3」というパッケージソフトの購入代金 を分割払いする契約になっている。 信販会社は「モーションアナライザー3」の代金を一括でゴルフス タジアムに支払い、顧客からは長期の分割払いで回収する形になっ ている。 そもそも「モーションアナライザー3」のパッケージは数千円で買 える映画のDVDとさほど変わらないような外見だ。 その、同じソフトに300万円だの500万円だの、900万円だのといっ た、顧客ごとに異なる値段がつけられ、クレジットの契約対象に なっているのだいう。 巧妙な詐欺。こう言ってもよいトラブルです。 ネットの世界には、顧客を陥れるこんな仕組みを考えつき、実行す る知恵者がいるので用心したいですね。 今回は以上です。 次回配信は4月13日(木)になります。 他にない有効情報満載で配信しますので、しばらくお待ちくださ い。 ---------------------------- ★重要事項 掲載される情報は、北浜流一郎(株プロセレクター)が、信頼でき ると判断した情報源をもとに作成・表示したものですが、その内容 及び情報の正確性、完全性、適時性について、 当人および株式会社フーミーは保証を行なっておらず、また、いか なる責任を持つものでもありません。この点、ご理解のほどよろし くお願い致します。 実際に売買される場合、最終決定はお客様ご自身の自己責任のもと に行なっていただきますよう、お願い申し上げます。 なお改めてお断りしておきますが、当メルマガは、永続的に投資収 益を積み上げていただくために有効な、投資理論、理論に基づいて 私が選択したサンプル銘柄、 売買法などをネット上で不特定多数の方に学んでいただくための投 資教育を目的としています。 運用助言ではありませんので、個別の対応は致しかねます。 助言業では不特定多数の読者に対してのそれは禁じられていますの で(特定の方のご相談に応じては不特定多数にならないからで す)、この点ご理解よろしくお願いいたします。 運用助言をご希望の方はそのための特別レポート(個別のご相談に 応じています)があります。 (詳細⇒http://kabu-rich.com/fand.htm)、 こちらにご参加下さい。 ★当メルマガの解除方法 メルマガの解除はマイページよりお願いします。 https://foomii.com/reader/index -------------- 発行者:北浜流一郎 (株プロセレクター) http://kabu-rich.com/ ▼登録に関する問い合わせ先 info@foomii.com --------------
北浜流一郎の鎌倉隠れ家オフィス特報 新興市場銘柄で株リッチ
北浜流一郎(株式評論家)
