━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 山田順のメールマガジン「週刊:未来地図」 No.505 2020/07/21 血迷った中国、愚かすぎる習近平: 世界を敵に回す「戦狼外交」の行く末は? ウェブで読む:https://foomii.com/00065/2020072109000068827 EPUBダウンロード:https://foomii.com/00065-69186.epub ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 中国が「香港国家安全法」を施行したとき、正直、私は、習近平(シー・チーピン)主席はどうかしていると思いました。しかし、いまやその思いは確信に変わっています。習近平は、中国の歴代指導者と違い、中国人らしい知恵も知略もない愚かな指導者です。アメリカはもとより、オーストラリア、インド、EUにも喧嘩を売り、わが国にも、尖閣諸島、沖ノ鳥島で“挑発”を繰り返しています。 もはや、中国は血迷ったとしか思えません。 これでは、中国は世界中から嫌われ、「自壊」していくほかないでしょう。習近平は自己利益ばかり追求するトランプ大統領と同類です。しかし、トランプは大統領を辞めれば終わりですが、習近平は“終身皇帝”です。 [目次] ────────────────────────────────── ■突如として、沖ノ鳥島で海洋探索を開始 ■尖閣諸島、南シナ海でエスカレートする中国 ■ポンペオ長官が中国の領有権を完全否定 ■まさかの「香港国家安全維持法」の施行 ■「一国二制度」破棄によるダメージとは? ■オーストラリア、インドも敵に回す不思議 ■香港問題はEUとの関係もぶち壊した ■中国メディアが賞賛する「戦狼外交」 ■「天下二分」と「天下三分の計」の教訓 ■現代中国を牽引してきた優れた戦略家たち… … …(記事全文9,245文字)