━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 山田順のメールマガジン「週刊:未来地図」 No.497 2020/06/16 コロナと人種差別でトランプ自滅: 注目は誰が史上初の女性副大統領になるのか? ウェブで読む:https://foomii.com/00065/2020061609000067538 EPUBダウンロード:https://foomii.com/00065-67901.epub ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 感染者が増えている州が半数に上るのに、アメリカは経済再開に突き進んでいます。人種差別反対の抗議デモがコロナ禍を吹き飛ばしてしまった感じです。そんななか、大統領選挙まであと半年となり、トランプ大統領の尻に火が点いてきました。このままだと、再選は無理でしょう。 そこで、注目を集めるのが、民主党の大統領候補のバイデン氏ではなく、そのランニングメイト(副大統領候補)に誰がなるかということ。すでに、バイデン氏は女性を指名することを明らかにしています。 そこで、いま、急浮上しているのが、ミュリエル・バウザー、ワシントンDC市長です。ホワトハウスの北側の道路に「Black Lives Matter」(ブラック・ライブズ・マター:黒人の命は重要だ)をペイントさせた、あの黒人女性市長です。 [目次] ────────────────────────────────── ■教会の前で写真撮影というパフォーマンス ■憲法で「革命権」が認められている ■トランプへの反撃ツイートで名を上げる ■首都ワシントンDCは、じつは黒人の街 ■なぜ、副大統領候補が注目されるのか? ■有力とされる黒人女性候補たち カマラ・ハリス、ステイシー・エイブラムス、バル・デミングス、ケイシャ・ボトムス、スーザン・ライス ■ミッシェル・オバマという「切り札」 ■ヒスパニック系最有力ミシェル・グリシャム ■可能性は低いがありえる白人女性候補 エリザベス・ウォーレン、エイミー・クロブシャー、グレッチェン・ホイットマー、タミー・ボールドウィン… … …(記事全文9,619文字)