ウェブで読む(推奨):https://foomii.com/00049/2020020307280863299 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 渡邉哲也の今世界で何が起きているのか 2020/02/03 第2043回 バンブーカーテンが下りた 中国から米国人がいなくなる。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★米国 中国全土への渡航禁止と自国民の中国からの国外退去勧告を行いました。また、中国に滞在した外国人に対しては、2週間以内の米国入国禁止を出しました。これにより、米国人は中国に渡航できなくなり、7万人いる中国国内の米国人は帰国することになります。帰国に関しては、民間の航空会社などを利用することを求めています。また、米系大手航空会社ですが、すでにユナイテッドは中国直行便の運航を停止しており、アメリカン航空も同様です。デルタのみが2月5日まで運行予定で、運航停止は最低でも約2か月続くことになります。そして、オーストラリアやNZなど他国も同様の動きを始めています。 これにより、中国国内から米国人が消滅することになりました。結果的に米国との共同研究や共同開発等は当面停止されるとともに、米国技術者や研究者に依存する分野の研究は停止します。また、これに先立つ形で、中国の『千人計画』にかかわっていたハーバード大教授を米国は起訴しました。これは連邦資金を受けながら、中国から資金援助を受けていたことを隠蔽したためであり、ノーベル賞候補の研究者が犯罪者へと転落しました。米国当局は他にも同様のケースに関して130件以上、70人以上を調査しているとされており、中国に戻らない戻れない研究者が出てくるものと予想されます。… … …(記事全文3,457文字)
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