ウェブで読む(推奨):https://foomii.com/00049/2019122407463661997 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 渡邉哲也の今世界で何が起きているのか 2019/12/24 第2020回 国防権限法成立の余波 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★中国 米国国防権限法を批判 今年度国防権限法では、台湾への武器供与や軍事支援、香港の民主化運動を支持、ウイグル問題に関する議会報告を求めており、これに関しては、香港人権法など立法もなされています。ウイグル人権法に関しては上院の決議がまだですが、成立は確実とされており、成立すれば、90日以内に議会報告をまとめ、弾圧にかかわっているものに対する金融制裁や入国禁止などの処置がとられることになっています。中国側はこれを内政干渉と反発、米国議会の強硬な姿勢に対して、強い批判をしています。 また、本年度国防権限法により、ロシアと欧州を結ぶ石油パイプライン、ノルドストリーム2 トルコとロシアを結ぶパイプライン トルコストリーム事業に参入する企業に対する制裁が発動しました。これにより、参画した場合、米国の金融制裁の対象になり工事請負業者の資産凍結や米国ビザ(査証)取り消しなどが行われることになります。具体的な氏名や内容に関しては60日以内に発表されることになっています。… … …(記事全文3,093文字)
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