ウェブで読む(推奨):https://foomii.com/00049/2019121705422461772 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 渡邉哲也の今世界で何が起きているのか 2019/12/17 第2016 回 欺瞞 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★英国総選挙、米中合意という大きな動きを受けて、市場はそれを評価する動きを見せている。英国の総選挙の結果、ブレグジットは確定したが、その後の動きはまだ確定しておらず、米国や周辺国との貿易協定の行方を探る動きとなっている。また、米中の貿易協議に関しても、まとまったことに対する評価はあるが、枠組み問題に対する不透明感は依然強い。グレタ騒ぎで注目を集めたCOP25も、一部メディアのから騒ぎに終わり、中国や排出権で稼ぐグリーンファンドなどの背後関係が明らかになり、世論は動かない。 イギリス総選挙、グレタ問題、SNSなどにより、リベラルメディアによる一方的な世論操作が効かなくなってきたことが明確化し、世界各国でメディアに対する批判が強まっている。日本の桜も同様で、これまでできていた世論形成ができなくなってきた現実がよりメディアの暴走を印象付ける結果になったともいえる。トランプに対する弾劾も同様で、たとえ下院で弾劾が決議されたとしても、上院の3分の2が取れる可能性はゼロに近く、有権者の多くは冷めた反応しか示さない。… … …(記事全文2,514文字)
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