ウェブで読む(推奨):https://foomii.com/00049/2019112708404861144 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 渡邉哲也の今世界で何が起きているのか 2019/11/27 第2003回 ソフトバンクに会計上の疑念 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★ソフトバンクグループの会計に疑念が出ています。連結対象であるビジョンファンドに関しては、非上場株の評価額に対して、専門家から疑念が呈されました。基本的に非上場株の評価は難しく、含み益を計上するかどうかは各企業に任されています。多くの企業では財務の健全性担保のため、含み益を計上しない又は含み益を少なめに見積もっています。これは税金対策であり、同時に上場や売却時に巨額損失が生まれないようにするためです。 特に新興企業やIT関連の開発企業に関しては、保有資産が少なく、資産が技術など形がないものであり、その成功の是非が不透明なため、実際に上場しないとその評価がつけられない側面があります。しかし、ソフトバンクは含み益としてその価値を計上しています。問題となったウィーワークがその典型ですが、年初500億ドルともいわれていた企業価値があっという間に40億ドルに評価が落ちてしまった。また、上場に関してもそれが否定された経緯があるわけです。… … …(記事全文3,085文字)
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