… … …(記事全文2,020文字)4月7日(月) 富田のメルマガ
◇99%が下落、新安値81%、セーリングクライマックス
貿易戦争の号砲が鳴らされマーケットは「トランプ・ショック」に陥った。自分に貿易戦争の顛末は分からない。ただ、森羅万象を映して推移するチャートを見ることはできる。日米とも株価チャートは3月に「陰転」し、3月下旬のアヤ戻り(プルバック)を経て4月に「二段下げ」を強めたという流れだ。
そして、本日の日経平均は前場に2987円安30792円まで急落し、終値2644円安31136 円(-7.83%)。昨年8/5(4451円安)以来の下げ幅となり、その8/5につけた安値31156円を割り込んで23年10月末以来の水準に落ち込んだ。
二段下げの「N波34626円、V波33754円」に続き「E波32393円」も割り込んでしまった。高水準の「信用買い残」から追証に伴う投げが加速し、同じく「裁定買い残」の解消売りが加速したことを想定させた。だが、こうなると正に「ブラックマンデー」といえる。