… … …(記事全文2,090文字)4月4日(金) 富田のメルマガ
◇二段下げ到達、来週がポイント
トランプ関税の発効でマーケットは大波乱、株式市場は厳しい展開に陥った。3日の米国はNYダウ-3.98%、ナスダック-5.98%、SOX指数-9.88%、10年債利回り4.038%、ドル円は一時145.20円をつけるなどリスクオフ姿勢を強めた。米国は景気減速とインフレが同時に進行する「スタグフレーション」を懸念しはじめており、今夜の米雇用統計も注視される。
日経平均は955円安33780円引け(-2.75%)。連日1000円超の急落となり、一時33259円まで下落。値下がり銘柄が90%となる1489を数え、東証グロース250指数は8日続落と厳しい。出来高が32億株に増加し、信用買いの追証に伴う投げが加速したと思われる。
昨年8/5の安値「31156円」も視野に入ってきたが、ただ「二段下げ」のN波34626円、V波33754円に本日到達した。日足のRCIが底値圏に迫り、平均線総合かい離は-32.7%、日柄は3/26戻り高値(38220円)から本日8本目で、来週(変化日9~13本)がミニSQもありポイントになる可能性ある。