… … …(記事全文2,226文字)4月2日(水) 富田のメルマガ
◇相互関税&発表後の動向
言うまでもなく今夜発表のトランプ「相互関税」がポイントで、「懸念出尽くし」として株高に向かうのか、それとも「懸念増幅」として株安に向かうのか注目される。ただ、日米ともチャートの陰転に変わりなく「注意姿勢」が続く。
31日にミニ・ブラックマンデーとなった日経平均だが、その後の戻りが鈍い。本日101円高35725円と続伸、押し目買いや買い戻しの動きが見られたものの、36000円を回復できずにいる。トランプ相互関税を控えて様子見ともいえるが、新年度に入って機関投資家の益出し売りや外国人の売り仕掛けが出ていることも否めない。
米国ではNYダウ、ナスダックの日足がデッドクロスする25日線、200日線をまだ抜けずにいる。チャートで3月下旬につけた戻り高値(NYダウ42821ドル、ナスダック18281)を奪回するまで安心できない。