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吉田繁治 (経営コンサルタント )

吉田繁治

ビジネス知識源プレミアム:増刊:BRICS通貨が立ち上がる(中編)

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(660円/月:税込)Vol.1356 <Vol.1356号:増刊:BRICS通貨が立ち上がる(中編)> 2023年7月17日:BRICS通貨は、IMFのSDR(特別引き出し権)のように、貿易に使う国際通貨になるだろう(金ペッグ制か?)。 8月22日以降に概要が発表されるBRICS通貨は、ドル、ユーロ、円にどんな影響を及ぼすか。 ウェブで読む:https://foomii.com/00023/20230717093000111558 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール    yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 欠かさず感想をくださる医師の方から、「一般の人には、まだないものを想像することは難しいでしょうね」というメールをいただきました。確かにそうです。見えないものの想像は、難しい。コトバで、人物の概念や風景、ストーリーを作る小説家の領域でしょうか。村上春樹を読んでいてそう思います。 自然科学は、過去に起こったことの再現ですが、人間の判断が関与する経済は、再現ではない。日々新しくなって、未来に展開していきます。経済の科学的法則は、まだ人間にはわかってない。複雑系の地震や気象の未来を予想できないこと同じです。確率しかない。 【金ペッグのBRICS通貨】 前回の有料版正刊で「金ペッグのBRICS通貨」が構想されていること(8月22日-24日)、実現すると何がどう変化するのかを書きました。いずれも、「まだない近い未来」のものです。 BRICS通貨の登場は、まだ世界金融が織り込むイベントにはなっていません。どうせロシアと中国だと軽視している投資家が多い。 BRICS通貨は、世界銀行のIMFが各国の中央銀行に貸し付けているSDR(特別引き出し権)と同じ国際通貨として、構想されています。ルーブル、人民元、レアルなどは残り、SDRに似たBRICS通貨との変換レートを変動させる。世界の2/3が参加予定という。 世界では、ドルに痛めつけられてきたという戦後の記憶は普通の、です。1980年代から、経常収支が黒字で円高になった日本は、ドルへの被害者意識はもたない。 その代わり、40年間の経常収支の黒字で、米国経済とドルの価値を信用し、1100兆円規模のドル債を買って、ドルの下落で損をしてきました。 BRICK通貨は、ユーロのように、加盟国の通貨をなくす(ECBのユーロに統一する)ものではない。中央銀行と通貨は、残ります。
… … …(記事全文4,908文字)
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