■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(週刊:648円/月):Vol.977 <977号:政府の債務での、本当のこと> 2018年12月05日:増税に向かう政府財政の問題を見極める ウェブで読む:https://foomii.com/00023/2018120610000050327 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ おはようございます。昨日は、晩夏に戻ったかのような、25度の気温でした。漆かぶれの治療度を見せるため、一週に一度、病院に行っていますが、約5分、速や足で歩くと汗ばみ、帰宅し、ズボンを脱いで軟膏を塗るとき、汗が床に落ちたのくらいでした。かぶれはあと一週で治るでしょう。 普段、病院に行くことが少ないので、待ち時間での人物の観察が面白い。明日からは寒いという。近年の気象は、いつも、異常。 「きょんセーム革」での、スピーカーエッジの張り替えが成功し、音楽を聴く時間が、増えています。偽薬がもつ治癒効果に見られる神経的な「ブラシーボ効果」が幾分効いているのか、直後にもよかった音が、日々更に、ごく小さな音まで拾う繊細さになって、高みに登っている感じです。 音楽聴きにはサイクルがあります。オーディオ装置(全体系のシステム)の、どこかを改善したとき、新しいCDを買ったとき、集中して聴く。1日6時間から10時間ですから、普通に、多いと言えるでしょう。 今回、リヒテルが演奏する『平均率クラビヴィア曲集』でした(録音は1970年代と古い)。 平均律は1オクターブ(周波数で2倍の幅)を12等分した音の諧調です。すべての「調」で演奏ができ、転調を行っても違和感がない。第1巻の24曲では、1番が前奏曲とフーガのハ長調、2番がハ短調、3番が嬰ハ長調・・・と連続しています。全部で2巻(CDで4枚)、24の調性をもつ48曲です(約4時間分)。全部が、名曲に聞こえます。 グレン・グールドのビアノで聴くことが多かった。使用されているのは、演奏で使われることが多いスタインウェイで、強靭に作られた鋳鉄の響きが混じります。原曲が多く弾かれたチェンバロ風の、鋭く輝く音が、(感覚的に言って)20%くらいは混じるように聞こえます。鋼の弦の、ビーンという付帯音です。 リヒテルのCDももってはいたのですが、「音がこもる」感じが強く印象されて、真価は分からなかった。木質系の振動が豊かなベーゼンドルファーを使い、モーツアルトの聖地、ザルツブルグのクレスハイム宮殿で演奏されたものです。 オンマイクの録音ではなく、宮殿の床、天井、壁への残響がたっぷり混じっています。改造前のスピーカーでは、洞窟で反響するような音に、違和があって、馴染めなかった。… … …(記事全文15,993文字)