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吉田繁治 (経営コンサルタント )

吉田繁治

ビジネス知識源プレミアム:中国経済と人民元がむかうところ(2)

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(週刊:648円/月):Vol.964 <964号:中国経済と人民元が向かうところ(2)> 2018年10月10日:金融危機とドル準備制の人民元 ウェブで読む:https://foomii.com/00023/2018101110000048975 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール    yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ おはようございます。10月10日は、以前の体育の日。54年前、日本が若かった時代の、東京オリンピックの開会式の日でした(1964年)。2020年は再び夏の東京です。オリンピックは、現代の「パン(経済)とサーカス(五輪)」です。 【現代も同じ】 古代ローマの時代、国民は、愚民政策のパンとサーカスで、政治的に、はぐらかされ平定されていました。所得の増加と、闘争心を昇華するハイレベルな競技が、ローマ帝国の市民の政治的な関心を奪ったからです。現代も同じです。 中国は、GDPの8%以上の増加(=国民所得の増加)が、共産党独裁の体制を維持する鍵だと言われていたのは、2008年まででした。 豊かになり、これからも豊かさが増すと予想されると、「このままでいいではないか」と独裁体制への抵抗感は弱くなるからです。2018年のGDPは14兆ドル(1540兆円)と、日本の約3倍であり、年間増加は6.6%です(2018年下半期)。 (注)米国の研究機関でも中国では会計の偽装が多く、実際の成長率は、5%以下と観測されています。当方も、4%程度と見ています(2018年)。中国政府が、GDPの成長を実際より高くしているのは、共産党体制のへの支持を高めるためです。 【政権支持と経済成長率】 日本と世界も同じですが、政権への支持は所得の増加率でもある経済成長率で高まります。国民の期待値より低くなると、支持率が減って、政権は倒れます。 人間的な信用を失った安倍内閣の支持率が41%と、低くなってもまだ高いのは(NHK:18年8月:不支持も41%)、民主党の3年より、(1)GDPの成長率と、(2)株価の上昇率が高かったからです。 【中間選挙が目的の、高い関税】 共和党と民主党が拮抗するなかで、11月の中間選挙を控えるトランプは、共和党支持を高める目的で、もっとも貿易赤字が大きな中国への関税(輸入の半分の$2500億の品目が対象)を、強行しています。
… … …(記事全文14,160文字)
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