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吉田繁治 (経営コンサルタント )

吉田繁治

ビジネス知識源プレミアム:中国経済と人民元が向かうところ(1)

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(週刊:648円/月):Vol.963 <963号:中国経済と人民元が向かうところ(1)> 2018年10月03日:金融危機と外貨準備制の人民元 ウェブで読む:https://foomii.com/00023/2018100410000048821 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール    yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ おはようございます。<金と基軸通貨>の5回シリーズでは、感想を数倍いただきました。関心が高いことなのに、基軸通貨への本格的な論をほとんど見かけないからでしょうか。 多くの人は、IMFの国際通貨であるSDR(特別引き出し金)についての知識もない。SDRは、ハードカレンシーん外貨を引き出す権利という国籍のないマネーです。 SDRを100億SDR(今日の時価は1.59兆円:通貨バスケット)もてば、1.59兆円分の外貨(ドル、ユーロ、円、英国ポンド、人民元)を引き出すことができる預金の権利をもっていることになります。SDRも信用通貨のように、無限に大きくすることができます。 今は主に新興国が通貨危機に陥ったとき、少額が貸付けられるものです。IMFは基軸通貨国の米国が、ユーロ、円、ポンド、元の助け(出資)を借りて、それをバックに主導している国際金融機関です。 ■ドル・トラップ(ドルの罠)にかかった日本 2000年にユーロを作ってドル基軸圏から離脱したドイツと違い、日本は「ドル・トラップ」にかかっているからでしょう。 ソ連崩壊後の1990年に、東西ドイツ統一したドイツが、10年計画で慎重にユーロ圏を主導して作ったのは(2000年)、世界に対する貿易黒字によってドルが貯まり、そのドルは、祖国である米国の経常収支の構造的な赤字のため、長期的には下落し今後も下がるからです。 隣国のフランスや欧州との貿易でもドルを使って、ドイツの対仏黒字分のドルが貯まっていたからです。ビールやソーセージではなく、メルセデス・BMW・アウディ・ポルシェなどが、ドルを稼いでいました。 わが国では、「米国との貿易はともかく、中国との貿易にもなぜドルが必要か」という疑問を呈する人は見当たりせん。
… … …(記事全文15,369文字)
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