━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 山田順のメールマガジン「週刊:未来地図」 No.534 2021/01/26 アップルが自動車産業に本格参入! クルマがスマホと同じ端末になる未来 ウェブで読む:https://foomii.com/00065/2021012609000075825 EPUBダウンロード:https://foomii.com/00065-76148.epub ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ これまで、私はEV(電気自動車)の普及にはきわめて懐疑的でした。そうすぐには、旧来のガソリン車がEVに置き換わらないと考えてきました。しかし、アップルの自動車産業への本格参入で、自分の考えが間違っていると思い始めました。 それは、いま起こっているイノベーションが、ITによる全産業の変換だからです。いわゆるDX(デジタルトランスフォメーション)は、クルマを単なるコンピュータの端末に替えてしまおうとしています。ガソリン車はやがて「自動運転EV」に置き換わるのは間違いないでしょう。 結局、全産業巻き込むパラダイムシフトが起こっているわけです。 [目次] ────────────────────────────────── ■2014年から自動運転車開発をスタート ■アップルの圧倒的な資金力と技術力 ■独自の「アップル・カー」をつくるのか? ■クルマではなくスマホと同じ端末 ■なぜ私はEVの普及に懐疑的だったのか? ■バッテリーが切れたら身動きがとれない ■クルマは最後に残った垂直統合型産業 ■自動運転車は「所有」せず「利用」するだけ ■破壊的イノベーションの進展速度… … …(記事全文7,420文字)