━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 山田順のメールマガジン「週刊:未来地図」 No.530 2020/12/29 ついに炭素税導入! 政府が慌てて策定した 「グリーン成長戦略」の危うさ ウェブで読む:https://foomii.com/00065/2020122909000074735 EPUBダウンロード:https://foomii.com/00065-75069.epub ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 新型コロナの感染者数が、連日、記録を更新するなか、政府は「グリーン成長戦略」という政策を策定し、クリスマス当日に発表しました。これは、今後の日本経済の行く末を決め、私たちの暮らしに直結する大問題です。 しかし、大きく取り上げたメディアはありません。目の前のコロナ禍報道に目を奪われているからです。 いまや地球温暖化に対する日本の取り組みは、欧米に比べると大幅に遅れています。それを、政府は一気に取り戻そうというのです。 しかし、そんなことをして大丈夫なのでしょうか? いまの日本の低迷する経済状況のなかで、「炭素税」を導入し、クルマをぜんぶ「EV」に替えてまで、「カーボンニュートラル」を達成することが必要なのでしょうか? [目次] ────────────────────────────────── ■「2050年カーボンニュートラル」を正式表明 ■スピード感全開、わずか2カ月で策定 ■「グリーン成長戦略」策定を急いだ理由 ■世界の環境対策をパクるだけでは意味なし ■炭素税? すでに地球温暖化対策税がある ■「EV」に替えるだけで二酸化炭素は減るのか? ■「HV」「PHV」のほうが優れている ■バッテリーが切れたら身動きがとれない ■すべての自動車を「ZEV」にしろと環境団体… … …(記事全文6,686文字)