━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 山田順のメールマガジン「週刊:未来地図」 No.529 2020/12/22 人事から見たバイデンの対中政策は トランプの覇権戦争を継承か? ウェブで読む:https://foomii.com/00065/2020122209000074491 EPUBダウンロード:https://foomii.com/00065-74823.epub ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ バイデン政権の閣僚人事がほぼ出そろいました。そこで、現在の日本にとっての最大の懸念、「米中覇権戦争」はどうなるのか?を考えてみます。 なぜか、日本ではバイデン政権が「親中路線」「宥和政策」を取るという見方が主流です。しかし、そんなことはありえないと見るべきです。バイデン政権はトランプの対決路線を引き継ぎ、「中国の夢」を打ち砕く政策を取るはずです。トランプがハードな対決路線なら、バイデンはソフトな対決路線になるだけです。 [目次] ────────────────────────────────── ■バイデンは制裁関税や貿易合意を継続する ■副大統領カマラ・ハリスは人権弾圧を許さない ■外交を担う2人はオバマ政権時のバイデンの側近 ■ブリンケンは中国包囲網の構築を目指す ■中国嫌いのヒラリーの補佐官だったサリバン ■中国観不明のオースティン国防長官は適任か? ■なぜ台湾系アメリカ人キャサリン・タイを指名? ■当に情けない日本の「米中二股外交」 ■「大人の対応」とはイコール「弱腰」のこと ──────────────────────────────────────… … …(記事全文6,695文字)