━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 山田順のメールマガジン「週刊:未来地図」 No.527 2020/12/08 ワクチンで世界はコロナから救われるのか? ドルの帝国循環が強化される2021年 ウェブで読む:https://foomii.com/00065/2020120809000073933 EPUBダウンロード:https://foomii.com/00065-74268.epub ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ついに、新型コロナウイルスのワクチン接種が始まりました。世界に先駆けたロシアの「スプートニクV」は別として、12月8日(今日)から、英国で「米ファイザー+独ビオンテック」のワクチンの接種が開始されます。追って、アメリカでも始まります。 そこで問題は、これによって新型コロナのパンデミックは収束するのかどうか? 世界は元に戻るのかどうか? ということです。政治的な思惑も絡んだワクチン接種の動向についてまとめてみました。 [目次] ────────────────────────────────── ■「不安」と「陰謀論」で3、4割が接種反対 ■「ファイザー」「モデルナ」に続くのは? ■いまさら聞けないワクチンの基礎知識 《従来型ワクチン》《遺伝子ワクチン》 ■「ワクチン ・ナショナリズム」の争い ■国際共同購入枠組み「COVAX」の欺瞞 ■英国、フランス、ドイツのワクチン戦略 ■日本の「立ち位置」はただ供給を受けるだけ ■「順番が回ってきたら接種したい」と首相 ■ワクチン開発でまたも敗戦した日本 ■副作用リスクは政治的に無視されるのでは?… … …(記事全文8,759文字)