━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 山田順のメールマガジン「週刊:未来地図」 No.522 2020/11/03 「デジタル敗戦」から「デジタル植民地」へ: デジタル庁ができても日本はガラパゴスのままか。 ウェブで読む:https://foomii.com/00065/2020110309000072648 EPUBダウンロード:https://foomii.com/00065-72995.epub ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 今週のメディアの報道は、米大統領選一色になると思われます。しかし、このメルマガでは、あえて米大統領選を取り上げないできました。それは、米大統領がトランプ、バイデンのどちらになろうと日本の現状は変わらないし、予想して当選者を当てることが、それほど大事とは思えなかったからです。 そこで今回もまた、国内問題を取り上げます。国会でやっと議論が始まった「デジタル庁創設」問題です。菅義偉首相はデジタル庁をつくれば、デジタル化の遅れを取り戻せると思っているようですが、物事はそんなにうまくいきません。すでに、デジタル化に関しては、日本は周回遅れ、いや2、3周も遅れています。 [目次] ────────────────────────────────── ■目玉政策「デジタル庁創設」の目的 ■なぜ、デジタル庁創設が急浮上したのか? ■不吉な前例「e-Japan戦略」の大失敗 ■デジタル化の鍵を握る平井卓也・担当大臣 ■サイバーセキュリティを確立できるのか ■政府の基盤システム、アマゾンに丸投げ ■「デジタル敗戦」から「デジタル植民地」へ ────────────────────────────────────── ■目玉政策「デジタル庁創設」の目的… … …(記事全文5,801文字)