━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 山田順のメールマガジン「週刊:未来地図」 No.510 2020/08/19 米中覇権戦争と日本(2) アメリカの帝国主義、中国の覇権主義 ウェブで読む:https://foomii.com/00065/2020081909000069864 EPUBダウンロード:https://foomii.com/00065-70218.epub ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 前回(昨日のメルマガ)述べたように、いまの中国を育てたのは、他ならぬアメリカです。したがって、アメリカが言うことを素直に受け入れることは、思慮の足りなさの証明です。アメリカ側に立って、中国との冷戦を戦う前に、考えておかなければならないことがあるのです。 そこで、今回は、アメリカの歴史を振り返り、それがいかにいまの中国の「拡張主義」と似ていることを指摘してみます。 歴史は繰り返します。中国がしていることは、まさに歴史の繰り返しで、現代においては人類の進歩に対する冒涜です。 [目次] ────────────────────────────────── ■すでに南シナ海は中国の「領海」に! ■「サラミスライス戦略」と「キャベツ戦略」 ■スペインと違い先住民からすべてを奪った ■米墨戦争でのアメリカのやり口と黒船来航 ■米西戦争で植民地を持つ帝国主義国家に ■裏切られた独立と偽りのマニラ攻撃 ■イエロージャーナリズムを利用する政府 ■大統領選挙前に南シナ海で軍事行動を ──────────────────────────────────────… … …(記事全文7,173文字)