ウェブで読む(推奨):https://foomii.com/00049/2020012306455762948 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 渡邉哲也の今世界で何が起きているのか 2020/01/22 第2036回 武漢封鎖と6Gのコンセプト ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★中国政府 武漢の交通網閉鎖を決定、春節前という特殊事情があったとしてもおそすぎる決定ではあるが、これで春節に伴う民族大移動のリスクは軽減された。ウィルスは生命体であり、非常に速い速度で変化する。特に人から人への感染が確認された時点で、人の体内で大きく変化する可能性が高くなった。問題は『スーパースプレッダー』と呼ばれる拡散体質の人が存在するかどうかであり、これが生まれると一気に拡散する。SARSもこれで一気に拡散された。 あとは封じ込め前に外に持ち出した人がどの程度いるかどうかが問題であり、日本も水際できちんと他一緒できるかが鍵となる。観光業などへの影響はあるが、今後の状況次第で中国からの旅行客に関して、一定の制限が必要になるものと思われる。 ★ドコモ 以前からメルマガでお伝えしていた6Gに対するコンセプトが発表された。BtoC(消費者向け)からBtoB(事業者向け)にビジネスモデルの転換が行われたため、見えにくいが通信分野は日本が未だ高い優位性を持つ分野であり、日米の連携がしやすい分野でもある。米国も技術はもつがハードウェア生産やネットワーク構築に関しては、日本に依存しなくてはいけない部分が多く、米国議会が求める5年以内の中国製通信機器排除は日本の協力無しでは不可能である。… … …(記事全文2,521文字)
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