ウェブで読む(推奨):https://foomii.com/00049/2020012205511262910 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 渡邉哲也の今世界で何が起きているのか 2020/01/22 第2035回 春節リスク ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★武漢の新型肺炎 米国でも感染者が確認され、人から人への感染も確認された。これにより、パンデミックがほぼ確定的になり、市場は厳しい評価を下している。問題は春節とそれに伴う民族大移動であり、これが世界全体のリスクになりつつある。問題は空気感染の有無であるが、空気感染するならば、特効薬やワクチンがない以上、感染者の増大を阻止する方法はなく、隔離と遮断以外の感染防止の方法はない。また、ウィルスは生命体であり、環境に適応し進化することにも注意が必要で、菌に比べ微細なため、鳥インフルエンザに見られるように、特殊なマスク以外感染を防げない可能性もある。 実態が明確でない状態での、春節の民族大移動非常に危険であり、医療機関等も救急病院等以外は期待できないため、これが感染に拍車をかける可能性がある。また、医療関係者の感染も出ており、感染性が高い可能性がある。わからないことが最大のリスクであり、世界各国は検疫の強化を進めている。これを受けて、世界の市場はリスクを見据えて下落している。… … …(記事全文2,907文字)
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