ウェブで読む(推奨):https://foomii.com/00049/2020011408203762647 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 渡邉哲也の今世界で何が起きているのか 2020/01/14 第2029回 台湾総選挙の総括と歴史的経緯 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★台湾総統選挙 歴史的な得票数による蔡英文候補の再選となりました。また、立法院選挙でも民進党が過半数を確保し、安定政権が継続することになりました。これにより、台湾は独立方向にさらに舵を切ることになると思います。 台湾の政治は、国民党の一党独裁の時代、李登輝総統による民主化、一般選挙解禁を切っ掛けに民進党が生まれ、二大政党制が続いてきました。そして、陳水扁時代を迎え、民進党が総統の座を得る時代も訪れました。しかし、議会は国民党が支配し、陳水扁は大きな政治改革を行うことなく、総統の座を追われることになりました。その後、国民党に政権が戻り馬英九政権になると中国への接近をはじめ、中国と台湾の関係は一気に雪解けムードになっていきます。そして、2016年の選挙で、再び民進党が政権を取り、同時に立法院も民進党が支配することになりました。… … …(記事全文4,866文字)
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