ウェブで読む(推奨):https://foomii.com/00049/2020010608402862326 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 渡邉哲也の今世界で何が起きているのか 2020/01/06 第2024回 波乱の年明け ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 令和初の大発会が開かれます。年末年始から大きな事件が頻発し、波乱含みの年明けになりました。米国がイラン司令官を空爆で殺害、これに対して、イランは宣戦布告に等しいと米国への報復を宣言、一気に中東情勢が不安定化しました。また、イランは核濃縮を進めるとしており、米国はこれに対して、空爆の可能性を否定していません。また、ロシアと中国はイランを支持するとしており、冷戦構造の激化が予想されます。 問題になるのは、フランスなどイラン寄りの立場をとってきた欧州の国であり、NATOを含め、どのような動きをするのかが注目されています。 また、日本では年末のゴーンのレバノン逃亡が報じられ、これが新年の新聞の一面を飾る事態になりました。そもそも論でいえば、海外逃亡と証拠隠滅の可能性がある容疑者を仮釈放させたのが間違いであり、地裁裁判官と弁護団の責任も大きいと思います。 事実関係を整理すると、弁護士が厳重な警備を条件に保釈させ、2通の内1通のパスポートをゴーンに保管させ、日産が付けていた警備を刑事告訴をチラつかせ外させた。結果、ゴーンは国外逃亡できたわけで、日産側もそれを想定していたわけです。… … …(記事全文2,471文字)
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