ウェブで読む(推奨):https://foomii.com/00049/2019101008320859232 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 渡邉哲也の今世界で何が起きているのか 2019/10/10 第1971回 米中貿易協議の行方、量よりも質 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★米中次官級協議 楽観論と悲観論が交錯しています。中国は大豆の購入拡大を米国に持ち掛けカードにしようとしましたが、中国のトンコレラ拡大と豚肉価格高騰を知る米国はそれでは交渉に応じない。米国側は企業への補助金問題と知的財産権問題の解決を強く迫ったとされています。 中国にとって、企業への補助金問題というのは国有企業の解体と開発独裁型経済の否定であり、中国製造2025など国家事業としての産業計画の否定になります。これを認めれば現在の経済計画をすべて見直す必要があり、それは大規模な国有企業の破綻に直結するわけです。… … …(記事全文2,975文字)
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