ウェブで読む(推奨):https://foomii.com/00049/2019101108393859270 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 渡邉哲也の今世界で何が起きているのか 2019/10/11 第1973回 ディールとポジショントーク ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★米中貿易協議 週明けの15日の関税引き上げ期限に向けて、両者の交渉が続いています。米国としても来年の予備選挙と世界的な景気減速を見据え、米国経済への影響を軽減したいと思われ、ディールそのものには前向きですが、問題はその条件となります。楽観、悲観論が交錯する中で、中国側の要求ばかりが伝わる状況になっています。 中国としては、この協議によりファーウェイへの規制や制裁を軽減させたいものと思われますが、この点に関しては、大統領よりも議会が強硬で、合意しても議会側がそれをひっくり返す可能性も高いといえるでしょう。また、報道を利用した情報戦も活発化しています。 次の二つの記事ですが、同じ内容を報じるものです。しかし、記事の書き方で印象が大きく異なるわけです。… … …(記事全文2,934文字)
渡邉哲也の今世界で何が起きているのか
渡邉哲也(作家・経済評論家)