ウェブで読む(推奨):https://foomii.com/00049/2019100407453159040 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 渡邉哲也の今世界で何が起きているのか 2019/10/04 第1967回 香港問題、北朝鮮問題、在韓米軍撤退も視野に ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★香港問題 香港当局がマスク禁止法案を提出する見込みです。これはデモ参加者の本人特定を行いやすくするものであり、中国の開発した監視システム『天網』を利用しやすくするものといえます。天網に関しては、人権侵害に利用されているとされ、その主要企業ファーウェイ、ZTEの中国通信二社とダーファ、ハイテラ、ハイクビジョンの監視カメラと監視システムメーカーが国防権限法による制裁対象になっています。 米議会では香港人権法が委員会で可決され、10月にも本会議で可決、トランプ大統領が署名することで成立する予定になっています。その法案の中には、香港での人権弾圧に対する調査や香港での人権侵害に加担した人物や企業等への制裁(米国入国禁止や金融制裁等)が含まれています。また、人権弾圧が行われていると判断した場合、香港に与えられている特別な地位(税免除や中国本土とは違う入国管理など)を廃止するとしており、中国企業のドル調達が困難になる可能性が高いといえるでしょう。… … …(記事全文3,068文字)
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