ウェブで読む(推奨):https://foomii.com/00049/2019090408401758088 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 渡邉哲也の今世界で何が起きているのか 2019/09/04 第1947回 ブレグジット ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★英国ブレグジット このままでは10月31日に合意なき離脱を行うことになります。そして、それを推し進めるボリスジョンソンは、国会審議による混乱を防ごうと、議会の一時休会を狙っています。これに対して議会は休会に反対しています。そこでボリスジョンソンは休会に反対する場合、総選挙もありうるとしていました。 ブレグジット延期の事実上のタイムリミットは10月17日18日の欧州首脳会談、総選挙を行う場合、この期日より前でなくては無意味です。ボリスジョンソンは、期日前の選挙に言及し、必要であれば総選挙に打って出る方針を示しました。これであればきちんと民意が反映されることになります。 しかし、労働党などの野党は、選挙を望んでいません。なぜならば、最大野党労働党も内部分裂状態にあり、選挙に勝てる状況にないからです。他の野党も同様で、ブレグジット反対派が大多数を確保する保証はありません。国民もブレグジットによる混乱につかれてきており、ハードブレグジットやむなしという声も増えているのも現実です。… … …(記事全文2,368文字)
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