ウェブで読む(推奨):https://foomii.com/00049/2019082108293857635 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 渡邉哲也の今世界で何が起きているのか 2019/08/21 第1935回 ファーウェイ問題 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★ファーウェイ問題 ドコモも最新機種の販売を決めた。米国としては、ファーウェイの規制を強化し、消費者に移行を求める処置をとっているわけだが、日本の国内各社は在庫を抱えており、在庫の消化を優先した形になる。米国の規制第一弾は5月15日、各社はその時点で新機種の発売を決めており、すでに国内に在庫していたものと思われる。基本的にキャリア端末の場合、各社が販売台数を決め、その台数に応じた価格で一括契約している。契約条件はわからないが、一般的に解約は難しいものと思われ、解約には巨額の違約金などがかかるものと思われる。このため、ビジネスを優先した形になるのだろう。 現在のところ、米国政府は既存端末に対する明確なアナウンスメントを出していない。ファーウェイは既存端末のセキュリティアップデートは行うとしているが、グーグルプレイなど付随するサービスに関しての明確なアナウンスメントはない。このため、一種のグレーラインになっており、各社に判断が任された状態になっている。これは米国政府としても、個人の財産権の問題と損害賠償訴訟を避けるためであると思われる。… … …(記事全文3,032文字)
購読するとすべてのコメントが読み放題!
購読申込はこちら
購読中の方は、こちらからログイン