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小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~

小菅努(商品アナリスト/マーケットエッジ代表)

小菅努

米国の石油リグ稼働数が2年半ぶりの低水準に、OPECプラスにとって数少ない朗報

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□            小菅努のコモディティ分析        ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2019年10月28日(月)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ===================================  米国の石油リグ稼働数が2年半ぶりの低水準に、OPECプラスにとって数少ない朗報 =================================== <米国で石油リグ稼働数が急減中> 米国で石油リグの稼働数が急激に落ち込んでいる。米ベーカー・ヒューズ社によると、直近の10月25日時点の米石油リグ稼働数は前週比17基減の696基となり、2017年4月28日以来となる2年半ぶりに700基の大台を割り込んだ。18年11月16日の888基をピークに減少傾向が続いており、前年同期の875基からは179基(20.5%)の減少になっている。 石油リグ稼働数のトレンドをみておくと、2014年10月10日日には過去最高となる1,609基を記録していたが、原油相場の急落に遅れる形で減少傾向が強まり、16年5月27日には316基まで減少していた。石油輸出国機構(OPEC)が増産対応で、いわゆる「シェールオイル潰し」を展開した効果が明確に確認できる。その後は原油価格の回復もあって18年下旬の888基まで回復を見せていたが、今年はリグ稼働数が明らかな減少トレンドを形成している。原油価格が大きく値崩れを起こしている訳ではないが、シェールオイル開発業者が新たなリグの開発に慎重姿勢を強めていることが窺える。
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