□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2015年08月17日(月)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。 今回は余り取り上げられていないプラチナ相場におけるポジティブ材料を一つ紹介します。それは、プラチナETF市場の動向です。金市場とは違い、プラチナ市場ではETF投資残高動向は余り話題になっていませんが、明らかに大きな変化が確認されています。最新の状況、その動きをどのように評価されれば良いのかを中心に検証します。 =================================== プラチナ相場の1,000ドル割れで生じた変化、買い向かう投資家の存在 =================================== <国内外でプラチナETF人気が高まっている> プラチナ相場の低迷が続く中、プラチナ上場投資信託(ETF)に対する買い圧力が強くなっている。NYMEXプラチナ先物相場は、昨年末の1オンス=1,209.50ドルを大きく下回る950~1,000ドル水準での取引になっているが、こうした価格水準を「魅力的」と評価している中長期投資家が増えているようだ。… … …(記事全文4,607文字)
小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~
小菅努(商品アナリスト/マーケットエッジ代表)