□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2015年08月18日(火)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。今回は金の供給環境を集中的に解説します。コモディティ価格の急落局面では供給環境の変化が注目されることになりますが、それは金相場も例外ではありません。前日は現在の鉱山会社を取り巻く環境を象徴するワードがアングロゴールド・アシャンティの決算で聞かれましたので、同社の決算分析を通じて産金業界の最新のトレンドを確認しておきます。 =================================== 金相場が1,000ドル割れなら「収穫」を開始する、アングロゴールドの決意 =================================== <金鉱山で「収穫」が始まる?> 今年4~6月期のCOMEX金先物相場は平均で1オンス当たり1,192.76ドルとなり、前年同期の1,289.69ドルを96.93ドル(7.5%)下回った。7~9月期は8月17日時点で1,119.81ドルまで更に値下がりしており、他の資源分野と同様に産金業界も極めて厳しい経営環境に陥っていることが容易に想像できる状況にある。… … …(記事全文4,465文字)
小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~
小菅努(商品アナリスト/マーケットエッジ代表)