■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(水曜刊:660円/月:税込):Vol.1301 <Vol.1301号:増刊:物価と金利の原理(前編)> 2023年1月15日:金融のもっとも基礎にある金利 ウェブで読む:https://foomii.com/00023/20230115130000104389 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 政府から「金融リテラシー(金融への知識)」が言われています。 金融でもっとも大切なものは、金利です。しかし、政府がいう金融リテラシーは「預金マネーを、株や債券の買いに振り向けるための知識(証券会社のセールスにあたる)」であり、金融の原理への知識ではなく、ごく、表面的なものです。 正当な知識とは、自分で経験しなくても、対象となる事象の原理を知り、方法を知る、体系的で論理です。 例えば、医学の知識は、自分が経験していない病気を治す、確率的な方法を、医師に教えます。医師の治療を確率というのは、同じ病気と現れた症状でも、その原因は個人によって多様だからです。人体は多くの要素が共通なので、科学的な医療が成立します。しかしこの科学的な治療の結果も確率なのです。医薬の効能も確率です。 経済学の知識は、本来、「うまく働くこと、およびそれを知らない人よりお金儲けができる(確率が高い)こと」でなければならないと思っています。 しかし、現実の経済学は、そのニーズを全く満たさない抽象的なものになっています。社会学風な「行動経済学」が例外=人間の非合理な判断を追求しています。本来は、おばちゃんから「あの人は経済学を勉強したのでお金儲けがうまい」と言われるものでなければならないと、当方は考えています。 文学を勉強すれば「自分の考えを文章で巧みに書くことでき、自分の考えや思いを他人に伝えることができる」ことでなければならない。この観点からみて、大学まで制度化された「学校学問」は一体どうなってしまったのか。現在は、学校崩壊の時代でもあります。 このメールマガジンは、「良質な知識の源」になることを目標に、書いています。金融では、もっとも基本的な原理である金利について書かねばならない。 本稿は、前半部を日曜増刊(有料版・無料版共通)とし、後半部を水曜日の有料版正刊とします。… … …(記事全文10,431文字)