■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(週刊:660円/月:税込):Vol.1283 <Vol.1283号:11月の質問と回答集> 2022年11月09日:これからの金融・経済への代表的な質問 ウェブで読む:https://foomii.com/00023/20221110080000101750 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 今日は、「天下分け目」と評価できる米国中間選挙です。再び、上院(改選数35人)の激戦州の開票と確定には、数日、または1か月を要するでしょう。しかし下院(議員定数435名)では、ほぼ確実に与党の民主党は大敗し、共和党が勝利するでしょう。 閣僚の人事権決定権をもつ上院(現在は共和党50人:民主党50人)は任期は6年です。2年ごとに、100人のうち35名が改選されます(今回は35名)。 共和党が優勢とはいっても、上院での激戦州(スイング・ステート:約8州)は微差になるので、有効票の数え直しなどがあり、最終結果は1か月はかかるでしょうか。 得票の5%位を左右すると言われる不正集計がない限り、下院(議員定数435名)では、明確に、共和党が多数派を奪回するでしょう。 (注)現在、上院では民主党41、共和党41の勢力。18名が未定です。下院では民主党87、共和党153。下院では、共和党の圧勝が決定しました。 バイデンの残り2年は「ねじれ国会」になって、民主党の国債を発行する財政拡張と減税法案が、通らなくなります。 投票集計機のドミニオンは、最大では得票数の5%の票(20票に1票)までを操作できるよう調整されていると言われます。10%も操作すれば不正がバレるからです。今回、激戦州で使われるかどうかは不明です。選挙委員会は監視していますが、監視でわかるくらい単純なものではない。 上院の激戦州では、得票数の5%以内の差で当選が決まります。公的な検証は、今回も行われていません。 共和党には反対が約70%と多い、ウクライナ軍への武器支援は、削減される可能性が高い。緊縮財政派の共和党では、インフレ抑制の利上げは強化されるでしょう。共和党にはもともと財政緊縮派が多い。… … …(記事全文15,383文字)