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吉田繁治 (経営コンサルタント )

吉田繁治

ビジネス知識源プレミアム:増刊:FRBの利上げの意味と、困難な展開

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(週刊:660円/月:税込):Vol.1282 <Vol.1282号:増刊:FRBの利上げの意味と困難な展開> 2022年11月06日:金利上昇がもたらす金融危機とFRB ウェブで読む:https://foomii.com/00023/20221106154033101594 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール    yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 米国FRBは、11月のFOMC(連邦公開委員会)おいて、0.75%の利上げを決め、短期金利は4%煮上がりました。 FOMCは、FRBの金融政策を決める機関です(11月:年7回開催)。基軸通貨とされているドルの金利は、世界の金融に影響を及ぼします。なお12月の利上げについては、軟化した0.5%を示唆しています。市場は、これを利上げの減速として好感しています。 ◎市場では0.75%は予想され、10月の株価には織り込み済みだったので、波乱はなかった。市場の関心は12月の利上げ幅(0.5%?)と、2023年のピーク金利が何%になるかに移りました。4.5%から5%までの幅でしょう。最悪は5.5%です FOMCは、2022年3月からの合計で、3.75ポイントの利上げを決めました。1回が0.25%だった過去の、3倍の速度です。FRBのインフレへの危機意識が、市場よりは強いことを示す事実がこれです。 【重要な点】注目すべきは、イールドカーブでの、長期金利の低さです。1年の短期金利は、4.66%に上がっています。ところが、市場の売買で価格が決まる10年債の金利は、4.1%と短期金利より低い。これは、景気の大きな後退期に多い、マレなことです。普通なら、短期金利が4.66%であれば長期金利は6.5%以上です。 ↓ 【理由】このイールドカーブは、市場の投資家が、「長期ではインフレ率は下がって、FRBは景気悪化を懸念し、利下げ方向に転じる」と見ていることを示します。市場の投資家は、インフレ予想に対して、FRBの金利誘導が高すぎると反発しているのです。 https://irbank.net/usa/yieldcurve FRBはインフレを恐れすぎであり、金利も上げすぎだという観測です。短期金利はFRBの誘導によって決まりますが、長期金利は、市場の長期国債の売買で決まります。FRBのインフレへの見方と、株価と国債価格の下落を嫌う市場の見方が、反しています。            * 本稿では、2022年の、通常の3倍の速度での利上げの意味と展開、そして、金融危機の可能性を分析して書きます。論理的に分析することは予測することになるからです。
… … …(記事全文18,465文字)
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