■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(週刊:660円/月:税込):Vol.1273 <Vol.1273:増刊:質問への回答集;22年10月号> ウェブで読む:https://foomii.com/00023/20221010121451100479 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 毎回、質問をいただいています。可能な限り、回答していますが、漏れもあります。1通の質問の背景に、約100名の同じ問い合わせがあるでしょう。本稿は共通性が高いと判断されるものの、22年10月の回答集です。考えかたの参考にしてください。 ・本稿は、有料版・無料版に共通な増刊号とします。 現在、2022年冬から23年初頭の株価や債券価格については、予想が大きく分かれています。何によって分かれるのか。 いろんな記事に当ると、およそ以下でした。現在の世界経済・金融についての、もっとも大きな見方が分かれています。予想おいて重要な追求点は、その根拠の適否です。 ▼(1)市場のおよそ60%の認識: 株価や債券価格について、下落は「調整的」だ。23年初頭からは底打ちして上がるという見方があります。 この見解をとる人々は、米国の物価上昇率は8%台から下がっていく。コロナ・パンデミックで低下していた労働参加率が回復して、失業率は上がる。FRBは、「不況下の物価高」を認識するようになり、22年11月、12月(または23年3月)からは、利上げの幅を1回0.75%から、0.5%か0.25%に下げていく。(注)FOMCは1年に7回開かれます。 利上げ幅の縮小とともに、年初来25%(S&P500)下げている株式市場は底打ちし、回復に向かう。(注)40%下げくらいから、米国金融危機でしょう。 外為相場でも、ドル/円は145円の円安を頂点にして、140円、130円の円高方向に向かう。これが、一つ目の見方です。 ▼(2)二番目の見方:市場の約40%による(1)と反対の認識 世界は2023年央ころからの金融危機に向かっている。確率は70%か。… … …(記事全文13,464文字)