■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(週刊:660円/月:税込):Vol.1269 <Vol.1269:正刊:生産性を2倍にあげる方法(後編2)> 2022年9月21日: ・日本の企業の、30年上がっていない生産性の低さが、わが国経済の最大の、克服すべき問題である。 ・本稿で、流通業を事例に、生産性を2倍に上げる方法を示す。 ウェブで読む:https://foomii.com/00023/2022092208000099697 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 140円台の円安を直接の原因に、日本のGDPが5兆ドル台から4兆ドルに約20%下がっています。 【20%下がった日本のGDP】 GDPは3面等価の性質をもつマクロ経済指標です。 マクロとは国全体、ミクロは国のなかの個々の売買取引です。 GDP=国の付加価値生産=企業所得+世帯所得=消費+投資+経常収支の黒字です。 世界のGDPに対する日本のシェアは、1990年の16%から現在は4%と、1/4に減ってしまいました。 世界のGDP成長力(平均4%台)に対し、日本は30年間、ゼロ成長だったからです。GDPの成長力が低いとその国の通貨価値は、下がります。円の、世界の通貨平均に対するレート(実効レート)は、40年前の1980年代(60)に戻ってしまったのです。 【原因】 原因は、日本の企業の生産性(付加価値生産÷8時間換算労働者数)が、1990年の資産バブル崩壊のあと、30年も上がっていないことです。経済のあらゆる問題は「生産性」に集約されます。 日本経済の問題として、政府がこれを言わないので、知らない人も多い。… … …(記事全文18,547文字)