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吉田繁治 (経営コンサルタント )

吉田繁治

ビジネス知識源プレミアム:増刊:時事断章(2):赤字化していく銀行

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(週刊:648円/月):Vol.1007 <1007号:時事断章(2):赤字化していく銀行> 2019年5月26日: 時事的な事象への解釈 ウェブで読む:https://foomii.com/00023/2019052708000054857 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール    yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 時事断章をつづけます。土曜日に送るつもりでしたが、いい訳を許してもらえるなら新刊の校正に迫られ、1日、遅れました。校正は、ふだん慣れていない紙と鉛筆で行うので、なかなかのものです。 ■2. 日本の安全保障への、米国からの課税 【中国輸入関税25%】 トランプ大統領は、中国からの約60兆円の輸入にたいする関税(25%=税額15兆円)によって輸入を減らし、貿易赤字を減らそうとしています。日本に対しては、車の、対米輸出数量の制限があるかもしれません。 【海外が使う基軸通貨という特殊な条件】 外為の変動相場制は、貿易赤字国の通貨が下がり、黒字国の通貨は上がって自動調整する機能をもっています。ところが、米ドルは基軸通貨とされていることから、海外が外貨準として貯めています。世界の外貨準備は13兆ドル(1430兆円)に増えいて、毎年50兆円は増えるでしょう。外貨準備は、各国からの「ドル買い/自国通貨売り」の結果です。 【30%から40%はドル高をつづけるのがドル】 つまり基軸通貨であるドルには、輸入支払いに必要な外貨準備として、世界からの恒常的な買いがあります。買いが多い通貨は上がります。変動相場にあっても、米ドルは、常に、買いが超過して、貿易が均衡する水準よりも「ドル高」になります。このため、米国は貿易赤字から脱却はできないという問題を抱えています。 需要の多い基軸通貨という特殊な事情があるため、外為市場は、ドルに対して貿易を均衡させる低いドルレートをつけることができない(推計では1ドル70円)。 【貿易外の、政治的な手段】 このため、米国が貿易赤字を減らすには、貿易外の「政治的な関税をつけて輸入を強制的に減らす」という手段になるのです。
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