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吉田繁治 (経営コンサルタント )

吉田繁治

ビジネス知識源プレミアム:令和5年での日米中の負債問題

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(週刊:648円/月):Vol.1002 <1002号:令和5年までの、日米中の負債問題> 2019年5月1日:中国の企業負債2420兆円の不良債権は1000兆円 ウェブで読む:https://foomii.com/00023/2019050210000054202 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール    yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ おはようございます。令和元年5月1日。多くの方とおなじように、天皇の退位と即位の儀式を眺めています。とくに興味をひかれるわけではない。しかし、TV画面に見入ってしまう。新しい時代のはじまりを感じるわけでもない。西暦を使うことがおおい、年号が変わるだけです。 4月30日は、家人と二人、車で5分の中華料理店で、すこし奮発して9品のコースをとり、ビールで乾杯しました。白いクロスをかけた15卓くらいのテーブルは、満席でした。帰宅して原稿を書き、令和にかわった0時には風呂にはいって、マンデルの通貨理論を読んでいまいた。 ひとは、時間の流れに、歴史とその意味を見つけます。日本では、明治維新(1868年)が、封建から近代へのはじまりでした。香港が割譲された中国のような植民地化を避けるために、和魂洋才による富国強兵を目ざしました。日銀は、明治15年(1882年)に創設され、3倍のインフレを起こしていた封建時代をひく複数の通貨の混乱を、新円として統一しています。 その後の大きな世直しは、1945年の敗戦あと、占領軍のGHQによって、「民主化」を旗印にして行われた戦後改革でした。主権在民の新憲法、財閥の解体、農地改革、普通選挙とともに、ひとびとの共通な価値観である文化ではアメリカ化でした。 明治のあとは欧風化でした。戦後も年号は昭和で同じでしたが、このときの、制度の変更と改革が、日本の歴史でもっとも大きかったものと考えています。 その昭和が、裕仁天皇の崩御で終わり、国民の多くが喪に服する意識をもつなかで、5年で5倍に上がっていた資産価格(株価・地価)の崩壊が始まっています(1990年~)。 きっかけは、米国系のファンドによる、日本株の「先物売り」でした。空売りはあっても、金融工学(ブラックショールズ方程式:開発は1970年代)が増やした、先物売りやオプションの売りを知らなかった日本人投資家とっては、「株式市場で何が起こっているのか」わからなかったのです。 「諸悪の根源は地価の高騰」と考えた財務省(当時は大蔵省)の、利上げ(長期金利8%)を起点にして、不動産融資の禁止(窓口規制)により、急激なマネー縮小が起こって、世界1高かった地価は、1992年(平成4年)から下落が始まり、事態をみて慌てた、財務省・日銀が利下げ(1993年、長期金利4%、)をしても、価格の下落はとまりませんでした。 1990年(平成2年)から、株価は長期低落にはいり、70%下がって、13年後の2003年には7900円の底値(89年のピークだった3万8900からはマイナス80%)になっています。途中で、1993年、96年、2000年と、3年から4年サイクルで3回反騰していますが、長期トレンドは一貫した下げでした。 https://nikkeiyosoku.com/chart/nkcrash/
… … …(記事全文14,152文字)
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