■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(週刊:648円/月):Vol.970 <970号:世界の同時株価下落は何の始まりか(増刊前編)> 2018年10月29日: デレバレッジの足音が聞こえる 別のテーマ:きょんセーム革を、スピーカーのエッジにする ウェブで読む:https://foomii.com/00023/2018103010000049395 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ おはようございます。書いた増刊を、送ります。 10月5日に突然、世界の代表的な株価であるNYダウ(工業株30種)が1175ドル(4.6%)という、過去最大の下げを記録しました。その後の日・米・欧・中・新興国の株価は、下げる傾向の中でボラティリティ(≒価格変動の標準偏差)が高くなり、不安定になっています。 ■1.水曜日に書くテーマは、株価の先行きを決める条件の検討 このまま下がって、2000年のIT株暴落と08年のリーマン危機のように50%安に向かうことはないと思っています。通貨危機になった新興国は別として、実体経済での金利上昇または経済の減速のレベルは浅いからです。 分析的ではなく、直感で言えば、2019年の春ころまでに、ゆり戻して上がるでしょう。 市場は、(1)先物の売り、(2)オプション売り(プット)、(3)空売りの主導で下げているからです。 (1)、(2)の反対売買のカウンターパーティーがあるデリバティブでは、3か月から6か月後が多い限月までに、売り越した株数と同じ株数を買い戻して清算しなければならない。この清算買いにより、いったん上がったあと、40~50%クラスの暴落があるとすれば、その6か月先の、2019年秋に思えるのです。 (重要な注)「暴落があるとすれば」という仮定上のことです。ランダム・ウォークが本質である、株価の1年後は、どんな方法の予測でも、わかるものではないからです。 ■AIでも予測ができない株価の理由… … …(記事全文14,281文字)