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吉田繁治 (経営コンサルタント )

吉田繁治

ビジネス知識源プレミアム:完結編:金と基軸通貨:歴史的な展開と今後の予想(5)

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(週刊:648円/月):Vol.961 <962号:完結編:金と基軸通貨:歴史的な展開と今後の予想(5)> 2018年09月26日:米ドル実効レートで動く金価格 ウェブで読む:https://foomii.com/00023/2018092710000048661 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール    yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ おはようございます。トランプ大統領が、対米経常収支の黒字国、とりわけ中国に対して、課徴的な輸入関税を課しました。 【米国の対中国の貿易赤字は41兆円】 中国の対米輸出は、5050億ドル(55兆円)です。一方で、米国から中国への輸出は1300億ドル(14兆円)です。差し引き3750億ドル(41兆円)という、米国の巨大赤字です(2017年)。 反対が、中国の巨大黒字であり、対米輸出黒字は、中国経済の高い成長を支えてきました。輸出はGDPのプラス要素ですが、輸入はマイナス要素だからです。 輸入課徴金は、中国からの2500億ドルの輸出品目に対して、2017年は10%、2018年は25%です。 【外資企業の輸出が50%】 この中には、日本資本の工場が中国で生産した電子商品の輸出が含まれ、アップルなどの電子企業が中国の委託工場で作った商品が含まれます。世界で50兆円の商品を売るウォルマートの、食品以外の商品は、多くが中国からの輸入です。20世紀末から、世界の企業は、生産地をコスト最適地に移す「グローバル化」を行っています。 GDPは、その国の国内総生産です。外資100%の会社が生産しても、その国のGDPになります。雇用されるのは、現地の中国人であり、人件費の多くが中国人の所得になるからです。 中国の輸出の50%は、日本、欧州、米国、台湾の外資系企業が生産したものです。中国の総輸出は2.1兆ドル(231兆円:2017年)と巨大です。 このうち、115兆円くらいが外資企業からの輸出。なお、貿易とは別に、米国企業が中国につくった工場が、中国人に販売した金額は、2219億ドル(24兆円:2015年)です。
… … …(記事全文16,630文字)
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