… … …(記事全文2,233文字)今年もグローバリスト(正確にはその傀儡たち)がスイスのダボスに集まり、世界経済フォーラム(WEF)の年次総会、通称「ダボス会議」が行われた(1月20日~23日)。今年は「インテリジェント時代に向けた協力」をメインテーマに掲げ、「信頼の再構築」「成長の再考」「人材への投資」「地球の保護」「インテリジェント時代の産業」の5つをサブテーマとした。だが、真のメインテーマは、米大統領に復帰したトランプが世界に与える影響についてだった。
●苦汁を飲んだグローバリスト
<2025年1月24日 NHK>
昨年2月のメルマガで詳しくお伝えした通り、昨年のダボス会議は、共産主義的新世界秩序(ニューワールドオーダー)の実現に向けた政策提言が前面に出ていた。
<2024年1月21日 メモ・独り言のblog>
だが、今年はその勢いが鳴りを潜めた。トランプ復帰に象徴されるように、性急に進められた左傾化に対する反動で、欧米諸国に右派政権が相次いで誕生したためだ。
<2024年6月10日 NHK「EUで広がる極右勢力の影響」>
<2024年9月30日 BBC>
世界的な右派勢力の盛り返しに極左グローバリストたちも怯んだのか、今回のダボス会議の最終日に、“目の上のたん瘤”のトランプをオンラインで登壇させ、トランプに迎合する“素振り”を見せた。