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株好きFPかたやま りえの株式投資&ときどきマネーの話

かたやま りえ(株好きファイナンシャルプランナー)

かたやま りえ

トランプ劇場に振り回される!月1保有株報告&取引報告
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今日もおつかれさまでした!

今週は、トランプ劇場に

振り回される相場で

始まりましたね。

2017年のトランプ政権の

ときもこのような感じでしたが、

また始まったという印象です。

今週何が起きたか

振り返っていきます。


◆今週の気になるニュース

 1月29日 FOMC政策金利発表

政策金利(FF金利)を

4.25%~4.5%で

据え置くことで

全会一致しました。

これは市場の予想通りで

 4会合ぶりの据え置きとなります。

声明文の変更点は、

インフレに関する表現が変更され、

「やや上昇している」

との見解を維持する一方で、

「2%の物価目標に向けて進展」

という文言が削除されました。

雇用市場については

「失業率は低水準で安定し、

労働市場は堅調」と、

より前向きな評価に修正されました。

パウエル議長の見解

利下げを「急ぐ必要はない」

という慎重な姿勢を示しました。

トランプ政権の政策内容を

見極めたいとの意向を表明しました。

今後の見通しは、市場では、

2025年内に

約46ベーシスポイント(0.46%)

の利下げが予想されています。

3月の利下げ可能性は低く、

慎重な政策運営が続くようです。


1月30日 ECB政策金利発表

ECBは政策金利を

0.25%引き下げることを

決定しました。

インフレ率は着実に低下傾向にあり、

2025年中にECBの目標である

2%に戻ると予想されています。

12月のインフレ率は

2.4%を記録しました。

ユーロ圏経済は、

依然として逆風に

直面していますが、

実質所得の上昇と

金融引き締めの

影響が徐々に薄れることで、

需要の回復が期待されています。

賃金上昇率は

予想通り緩やかに

なってきています。

ECBは今後もデータに基づいて

会合ごとに判断する

方針を示しています。

市場では、2025年中にさらに

0.75%の利下げが予想されていて、

年末までに預金金利が2%まで

低下する可能性があります。

これは2024年6月から始まった

利下げサイクルにおいて

5回目の利下げとなり、

4回連続の利下げとなりました。


1月30日 米国2024年第4四半期

実質GDP速報値

2024年第4四半期の

実質GDP成長率は

前期比年率2.3%となりました。

これは第3四半期の3.1%から減速し、

エコノミスト予想の2.5%を

やや下回る結果となりました。


プラス要因としては、

個人消費が前期比年率4.2%と

2023年第1四半期以来の

高い伸びを示しました。

政府支出は2.5%増加し、

成長を下支えしました。

住宅投資は5.3%のプラス

となりました。

マイナス要因は、

設備投資が減少に転じました。

在庫投資の減少が

GDP成長率を0.93%

ポイント押し下げました。

輸出入ともに0.8%減少しました。


2024年通年では2.8%の成長となり、

2023年の2.9%とほぼ同水準の

堅調な成長を維持しました。

今後の見通しは、

トランプ新政権の政策による

不確実性が高まっています。

移民政策の変更や関税政策などが、

今後のインフレや経済成長に

影響を与える可能性が

指摘されています。


2月3日 米国ISM製造業景気指数

50.9を記録し、

予想の49.9を上回る

好結果となりました。

好不況の分かれ目とされる

50を上回りました。

個別項目では、

新規受注指数:55.1

(前月52.1から上昇)

生産指数:52.5

(前月49.9から上昇)

雇用指数:50.3

(前月45.4から上昇)

回答者からは、

「需要は引き続き安定しており、

再び追加の雇用を検討し始めた。

価格も堅調に推移している」

との声が聞かれたようです。

企業からは2025年の需要に対して

前向きな見方が示されていますが、

新政権による新たな関税政策が、

この回復の妨げとなる

可能性も指摘されています。


トランプ劇場何が起きた?

2月1日

以下の内容を含む

大統領令に署名しました。

・カナダとメキシコからの

全輸入品に25%の関税

・中国からの全輸入品に

10%の追加関税

・カナダ産エネルギー製品には

10%の関税に軽減

2月3日

カナダ、メキシコと

それぞれ協議を行い、

以下の変更を発表しました。

・カナダとメキシコへの

関税発動を3月4日まで1カ月延期

・両国が米国との国境に

1万人の警備隊を

配置することを約束

・中国への関税については

予定通り実施

2月4日

・中国に対する10%の

追加関税がに発動

中国政府は報復措置として

以下を発表しました。

・米国産の石炭とLNGに15%の関税

・原油、農業機械、

大型自動車に10%の関税


トランプ氏大統領の言動で

株価が大きく動きますが、

トランプ大統領はアメリカの株価が

下がることは嫌がるので、

あまりにも下がるようなら、

表現を変えてくる可能性もありますし、

あまり振り回されないように

リスク管理していきたいですね。


◆今週の取引

1月30日 ABホテル(6565)

1,645円 200株新規買い

目標株価:2,400円(45.9%プラス)

損切り:1,513円 (8%マイナス)


◆月1保有株報告

*値上がり目的

・アンビションDXホールディングス(3300)

1,870円 300株保有

賃貸管理、仲介、売買投資

といった不動産事業を展開しながら、

そのノウハウを生かして

DXプラットフォームを

構築しています。

少額短期保険事業や、

不動産関連のベンチャー企業へ

の投資と支援を行っています。

ここ近年のDX化の施策が

効果を出して

好業績につながっています。

2月14日2025年6月期

第2四半期決算予定


・ビスメイツ(9345)

1,725円 300株保有

ビジネス特化型オンライン英会話

「Bizmates」を展開しています。

月額定額制で

25分のレッスンを提供し、

600種類以上のビジネス向け

オリジナル教材を用意しています。

また、外国人向け日本語レッスン

「Zipan」や、

グローバルIT人材の

採用支援サービスも

提供している企業です。

2023~2025年(予想)

の3年間の利益成長率は19.5%で、

PERが9倍程度と割安な状況です。

2月14日2024年12月期

本決算予定


・シンシア(7782)

500円 300株保有

コンタクトレンズの製造卸。

M&Aで医療脱毛コンサルや

リユース業界向け

POSシステムにも参入しました。

10〜20代向けの

ブランディングノウハウを保有

WEBマーケティングの専門性

を活かして

既存新規事業ともに成長するか

見ていきたい銘柄です。

2月14日2024年12月期

本決算予定


・FCE(9564)

920円300株保有

教育研修とDX化支援で

RPAソフトウェアを提供

7つの習慣の出版事業も展開

毎年順調に成長しています。

2月13日2025年9月期

第1四半期決算予定


・ABホテル(6565)

1,645円 200株

製造業の工場に近い駅前や

インターチェンジ近辺などに出店し、

ビジネス利用の地域中心の出店で

季節変動による

業績への影響を抑制。

インバウンドと

国内旅行需要もあり

2025年3月期の第3四半期決算が

好進捗で、上振れ期待が

できそうです。

2025年3月期のPERが9.7倍、

2026年3月期は9.2倍と

割安です。


*長期または配当・優待目的・米国株

先月から変更なしです。

寿スピリッツ(2222)

花王(4452)

トランザクション(7818)

NTT(9432)

沖縄セルラー(9436)

三菱商事(8058)

三菱UFJ(8306)

SPK(7466)

NF鉄鋼非鉄ETF(1623)

NFインド株(1678)

コメダHD(3543)

スタジオアタオ(3550)

ツカダグローバルHD(2418)

RIZAPグループ(2928)

ひらまつ(2764)

サンマルクホールディングス(3395)

商船三井(9104)

日本通信(9424)

エヌビディア(NVDA)

テスラ(TSLA)


決算ラッシュが始まりますね。

保有株の決算予定日の確認して、

業績がよい銘柄を探してみて

くださいね。

今週は以上になります。


・記事中の銘柄は推奨銘柄ではありませんので、投資判断は必ずご自身でお願いします。

・私自身も相場と向き合いながら取引しています。Kindleなどでお伝えしている通りにできないこともありますことをご了承ください。

・ご質問、感想はこのメールにこのまま返信お願いします。お気軽にお問合せください。個人情報に配慮した上で掲載・共有させていただきます。


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