ウェブで読む(推奨):https://foomii.com/00186/2020070308000068167 ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ 深田萌絵 世界とITのヤバい話 https://foomii.com/00186 ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ 特別無料号(^▽^)/ ●香港国家安全維持法施行で株高がトレンド化すれば注意 5月29日号から三回連続メルマガでお話した香港国家安全法と「デジタル人民元化」について続報を書きます。 香港国安法案が施行されて、香港デモシスト党は事実上解散、そして、株高となりました。 香港というエリアの体制変化で「株高」というのは、投資家にとっては「好感」を意味しています。このまま、香港が株高トレンドになるのか、株安トレンドになるのかで投資家のなかでも主要プレイヤーの考え方が見えてきます。 まず「体制変化」というのは投資家にとっては、「グローバルマクロドリブン」型の投資妙味があります。貧乏になると思えば空売りして美味しい、豊かになると思えば買いで美味しい。どっちみち「美味しい変化」となります。 香港国安法案が施行されると一般的な見方では、「米制裁で香港ドルの価値がなくなるかもしれない」というリスクが高まるはずですが、株価は不動産を中心に好感モードです。 この株高が続くようであれば、投資家は「香港の中国化は素晴らしい」と考えており、「米ドルから切り離されても中国は強い」と見ているということです。 この体制変化で儲けるというやり方を繰り返してきたのがソロス財団で、社会主義国で革命家に資金提供してその後資本主義化すれば「大儲け」というアビトラージ(裁定取引)を狙ってきました。それで成功したのがオレンジ革命やバラ革命、失敗したのが天安門事件です。 社会主義→資本主義化 で儲けてきたソロス。 これの逆が始まっているのに、買いが入るということは、単に香港が決着ついたのでリバウンドしただけとも言えますが、トレンドが続くようであれば違う見方になります。 事実上世界は二つに割れていて「金融規制をするアメリカ覇権よりも、デジタル人民元による国際金融の自由化」を求めている人達の資金力が強いということになります。 それがジム・ロジャーズの北朝鮮投資推奨トークにも表れているわけですが、北朝鮮が韓国と一つになれば北投資が儲かると踏んで投資しているファンドも意外と多いわけです。 面白いのはグローバリスト金融の親玉みたいな存在だったソロスが、もともと「反トランプ」だったのに加えて「反習近平」という旗を振り始めたことです。 ジョージ・ソロスは賢い人なので、習近平とトランプの対立で世界が二つに割れて、グローバリストが応援してきた習近平が跋扈すると「デジタル人民元」と「監視システム」によって自分の財産に意味がなくなることに気が付いたようです。 ソロスが望むのは、習近平とトランプが存在しない自分が影響力を保てる「グローバル社会」なのだということでしょう。 いずれにせよ、ソロスが反習近平に傾いて欧州で活動を始めたのは見ものです。 因みにソロスはエリザベス・ウォーレンを応援していたけど、バイデンを応援するとは一言も言いませんね。(笑)それくらい中国嫌いみたいです。 ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ 本ウェブマガジンに対するご意見、ご感想は、このメールアドレス宛に返信をお願いいたします。 moefukada.info@yahoo.com 深田萌絵ブログ http://fukadamoe.blog.fc2.com/ Twitter https://twitter.com/Fukadamoe Facebook https://www.facebook.com/moe.fukada.35 ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ ■ ウェブマガジンの購読や課金に関するお問い合わせはこちら info@foomii.com ■ 配信停止はこちらから:https://foomii.com/mypage/ ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
新しいコメントを追加