… … …(記事全文3,348文字)『好き・嫌いで地政学を判断するな!好き=民主主義・嫌い=独裁主義!好き=米欧ウク・嫌い=中露イス!好き=トランプでなければ・嫌い=トランプ!狂ったモノサシならすべて逆転!』
時代は大きく転換しようとしています。いや、すでに転換してしまったのかもしれません。
わが国のメディアが好き嫌いで報道してるんで、乗り移るのはしかたないかもしれません。
いわゆる、ステレオタイプというやつ。
民主主義はいい。独裁主義はダメ。
米欧とウクは正義、中国と露西亜そしてイスラエルは最悪。
トランプはダメ。バイデンは嫌いだけどトランプよりもマシ。
まあ、こんなものです。
「でも、民主主義って大切でしょ? 国民主権は憲法にも謳われてますよ」
そうそう、ポツダムジャパン憲法は米ミズーリ州の急進派弁護士たちが急いでまとめたものですから、ヤンキーの理想憲法の建付けのはず。
「東洋のスイスをつくってやるぜ」と閉所恐怖症マッカーサーは胸を張りました。でも、それが大きな間違いだったことを5年後に思い知らされ、政敵アイゼンハワー政権で副大統領だったニクソンが来日し、「あの時は正解。いまは大きなミス」という言葉を残し肩を落としてワシントンに戻らざるを得ませんでした。
おかげで朝鮮戦争特需でわが国は復興。ベトナム戦争にも巻き込まれず儲けに儲けGDPで西ドイツをあっという間に追い抜きました。民主主義様様です。民主主義と米国を手玉にとって歯ぎしりさせるほどになりました。
そもそも民主主義を米欧から教えてもらうほどヤキがまわっちゃいません。聖徳太子の昔から、わが国は民主主義ですから。
ソ連解体の後、ユダヤシンジケートの代理人「米国」は民主主義を導入させ、選挙で大統領が選ばれる仕組みを敷かせました。選挙に勝つために、エリツィンはユダヤ人と取引。まさにトロッキー、レーニンと同じ。そして国有企業を続々と民営化。特権、コネ、情報を利用したユダヤは、株式会社システムなどなーんも知らない「国民」から株式を安値で騙しとりました。ここらへんも1815年のロスチャイルドのパクリ。
エリツィンはユダヤシンジケートに国富を引き渡すのは引き換えに大統領の椅子を手に入れたわけです。
3分でわかる!チャートたっぷり!中島孝志の得する「経済教室」
中島孝志(作家・コンサルタント etc)