… … …(記事全文6,128文字)今週のコンテンツは以下の通りです。
①5/7FOMC観測通り「なにもセンム」
②日米株価反発!絶好調!トランプ健在なのに?
③なんのことはない!株価対策で世界的金融緩和実行中!
④やっぱりSell in May!だれが早く逃げるか?逃げ遅れるか?動かない動けない新NISA!
⑤なにもセンム日銀!金融緩和主導で円安シフト→インフレ加速→国民を犠牲に株高演出→ヘッジファンド救出
⑥作られた相場のカラクリ!危険シグナルいまだ点滅!GSR(ゴールド・シルバー・レシオ)相変わらず100突破!
⑦米株暴落?不動産連鎖倒産?銀行破綻?金融危機?・・・先刻承知のきまぐれトランプいざとなったら「もう止めーーた」!?
⑧5/3PPT完了!暴落対策万全トランプ政権!
➈ゴールド大幅調整も金ETF5カ月連想増加でV字回復?
⑩7-8月決算発表!V字回復期待銘柄 N・G・I・N・A 徹底解析!
時代は大きく転換しようとしています。いや、すでに転換してしまったのかもしれません。
■相場の大局観
FOMCはなにもセンム。トランプからやいのやいの言われても、パウエルさんは知らんぷり。
前門のインフレ、後門のリセッションいやスタグフレーション・・・どちら転んでもハイリスク。あちらを立てれば・・・というヤツ。
トランプとパウエルとの仲が悪いのか、というと、そんなことありません。パウエルさんをFed議長に指名したのはトランプですからね。対立してるフリ。そのほうが都合がいいからです。
利下げしろよ、決断が遅いんだよ。この間抜け・・・罵詈雑言。トランプは悪役を演じ、パウエルさんはベビーフェイス。ほら、トランプはプロレス経営もしてますから・・・。
で、このところの世界的株高。パウエルさんを解任するしない、関税をするしない、対中爆発関税を弱める弱めない・・・大きく揺れ動くトランプ。市場は振り回されるばかり。世界中の大統領・首相も大揺れ。
「こんなに景気が悪いのはトランプのせいだ!」と大合唱。へえ、そのわりには株価がV字回復してるじゃないですか? どうして? トランプは辞任してませんよ。あんだけやって、支持率はまだまだ高いんですから、「もっとやれー」と自信満々ですよ。
この株高。タネをあかせば「金融緩和」にシフトしてるからです。
口火はわれらが日銀マネー。利上げスルーも円高にしたくなかったから。ドルは円以外の通貨には安くなってますけどね。円だけは独歩安・・・日米金利差でいえば、135円が適正相場。でも、10円も安い。日米当局が操作してるからです。金利高に日本企業は耐えられません。なにより日銀が破綻してしまいます。
でも、基本、円高に向かいます。いまは都合上、円安にしてるだけ。ガイジンが米ドルを売り浴びせたら、あっという間に円高転換。いまは円安に戻ったのでガイジンは円キャリで日本株を買い込んでます。だから株高。