… … …(記事全文1,570文字)政治資金パーティーの裏金疑惑問題で自民党は“存立危機事態”に直面したと言っても過言ではありません。
本当に3つの主要派閥が解散することになった場合、行き場を失った議員たちは自民党内の無派閥議員らが呼びかける「無派閥情報交換会」という新たな勉強会の体裁をとった派閥に流れていく場合と、岸田首相と一線を画し、派閥維持を主張している麻生派と茂木派に合流する、のどちらかの可能性が高くなります。
多くの現職議員はこれまで、派閥から得られる選挙資金や党内及び閣僚ポストを期待して所属していました。
浜田和幸の世界最新トレンドとビジネスチャンス
浜田和幸(国際政治経済学者)