━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 山田順のメールマガジン「週刊:未来地図」 No.501 2020/06/30 「抗議デモ」で歴史を書き換えてもいいのか? 人種の「格差」を認めなければ「差別」はなくせない ウェブで読む:https://foomii.com/00065/2020063009000068032 EPUBダウンロード:https://foomii.com/00065-68393.epub ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ アメリカは、新型コロナの感染拡大が止まらず、世界一の「感染国」となっているのに、人種差別に対する「抗議デモ」が続いています。抗議デモを見ていると、限りない「デジャブ」観に襲われます。私の世代だと、これはまるで1960年代の再来です。公民権運動、人種差別撤廃運動、ベトナム反戦運動、ヒッピー・ムーブメント、キャンパス占拠など、当時もデモの嵐が吹き荒れました。 なぜ、抗議デモは続くのでしょうか? なぜ、人種差別はなくならないのでしょうか? 今回の背景にはコロナ禍があるのは間違いないでしょうが、リベラル派も保守派も、ある事実を素直に認めて、考え方を正さなければならいことがあります。 [目次] ────────────────────────────────── ■まさかの「シアトル自治区」と「銅像破壊」 ■アメリカの建国は1776年ではなく1619年 ■奴隷制を守ることが建国の主目的だった ■困窮する「Z世代」がデモを先導した ■抗議デモはアメリカ社会の分断の象徴 ■黒人は知能において白人より劣っている ■『ベルカーブ』が明らかにした知能格差 ■日本は3位、人種別(国別)IQランキング ■黒人が苦しいのは歴史や差別のせいではない ■肌の色の違いはたった一つの遺伝子塩基対 ■7月4日、今年も独立記念日がやってくる… … …(記事全文8,554文字)