━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 山田順のメールマガジン「週刊:未来地図」 No.499 2020/06/26 朝鮮半島緊迫:どうする日本(上) なぜ韓国は「親北」で「反日」なのか? ウェブで読む:https://foomii.com/00065/2020062609000067902 EPUBダウンロード:https://foomii.com/00065-68263.epub ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 朝鮮半島情勢が緊迫しています。北朝鮮が態度を急変させ、金正恩(キム・ジョンウン)の妹の金与正(キム・ヨジョン)が前面に出てきたと思ったら、彼女の宣言通り、南北共同連絡事務所が爆破されました。 一方、それでも「親北政策」を続ける韓国の文在寅(ムン・ジェイン)は、ますます「反日」色を強めています。輸出管理規制をめぐり、いったん中断していたWTOへの提訴を表明。さらに、世界文化遺産となっている長崎・軍艦島の登録を取り消す書簡をユネスコに送るといった具合です。 こうした動きをめぐり、いま、日本のメディアは、大騒ぎしています。しかし、なにも騒ぐようなことではありません。朝鮮半島の緊迫と「反日」は日本にとって大歓迎なのです。なぜ、そうなのか? 歴史と地政学から考察していきます。 *今回は、毎週火曜日のレギュラー配信とは別の「特別配信」で、今日と明日(6月27日)の2回に分けて配信します。 [目次] ────────────────────────────────── ■「ロケットマン」は褒め言葉という嘘 ■「金正恩が会いたがっている」と伝言 ■文在寅は「二枚舌男」「嘘つき男」だった ■韓国左派の「一つ朝鮮」という至上命題 ■右派、保守派も左派と同じで「反日」 ■右派、保守派は「事大主義」で動いている ■近現代史に偏った韓国の歴史教科書 ■抗日運動は詳しく、現代日本は少しだけ ■文政権は近現代史の記述を大幅に増した… … …(記事全文6,571文字)